「彩雲国物語 青き迷宮の巫女」 感想です
(前日はあらすじだけでおわった^^;;)
楸瑛、かっこいいです。^^)
とくに珠翠を抱きしめたイラスト、「君になら殺されていい」みたいな
いちころですよ。女殺しですね。
(まあ私は、迅さんのような"大人”が好きなんだけど)
”時の牢”は、私は牢獄だと思ったので。
で、珠翠の「お母様の所へ帰る」の真意もわからなかった。
というか実際に帰ってみて、瑠花姫の先の長くない姿を見て、
珠翠の気持ちが変わった?ってことかも
璃桜(リオウ父)は、最初からよくわからない人だったんで。
薔薇姫に執着しているのは、わかったけど、なにせ時の感覚が違う
自分が覚え、薔薇姫に教えた二胡が、その娘の弾く二胡の音となって
戻ったとき、さすがの鈍感じーさまも、心動かされたようです
秀麗が、前に清雅と襲われた理由が ボンヤリとわかってきました。
瑠花姫が、「生きている秀麗の身体が必要 」という瑠花姫なら、縹家に襲われるのは、おかしいですものね。
珠翠が襲われたことで、敵の理由がハッキリしました。
縹家をふりまわし、瑠花に新しい身体をつかわせないために画策する敵の存在がわかりました。
で、敵に何の利益があるのか?
瑠花を襲うこと、神器を壊すことで、どうなるのかわかっている人って
限られるんです。
壊すと妖怪がわんさか出てきて、天災も続く・・
いくら権力のためとはいえ、人間は、やらんでしょう。
あの茶州にいた髪の長い”朔”とかいう人が、実行犯のようですが、
バックに、朝廷の大臣がいるってことです。
でももう、悠舜くらいしか思いつかなかったけど、フと
「これってもしかすると、霄太師=たぬきの劉輝への試練?」とか
思いました。
ところで、壊された神器(宝鏡を含む)の矛盾点をひとつ・・
前の「白虹・・」で、宝鏡がなければ、瑠花も帰るしかないって文が
出てきました。この部分は、誰かの独白ではなく三人称なので、「駆け引きの言葉」ではないでしょう。
で、今回の「蒼き・・」では、
”いや割れたのはただの離魂の術のための鏡で誰かが本物の宝鏡を割った”になってます・・・・
珠翠も、「これは宝鏡、いったい割ったのは誰?」とあわてて二胡を弾き応急措置をします。地震は宝鏡の割れた影響 だったでしょう?
ニセモノの鏡を割ったと同時に宝鏡も破壊された としておきましょう
「白虹・・」の時は、作者の設定では 「宝鏡が割れた」
だったんですよ。
でもよく考えると、神器が割れると妖怪わんさか、天変地異も続々
そっち方面ではなんの能力もない黒狼が 割る事の出来るのが、神器であっては、大変おかしい。
現在でいうと、放射物質を 外漏れしないけど、簡単に割れる容器にいれてるようなもの。
厳重に警備してても、無理。
だから、「白虹・・」のそこらへんの神器の設定が、おかしいのです
封印のための神器だから、”能力がないと壊せない”
くらい頑丈でないと。
で 今回の作者さんの新たな設定(苦笑w)のほうが、理にかなってるでしょう。
まあ、でも、瑠花も十分おかしいです。
まだらボケ以上、「あなたは二重人格か?」ってくらい
第一、茶州の時にあれだけ秀麗に執着し、縹家の家訓でもあるような
「弱い人を助ける縹家」と真っ向対立するように、無駄に茶州で
一般庶民(しかも貧しい村人)を疫病を放置されるまま
黙ってみていた。
まあ、もうこれ以上 設定のつじつまをあわせても おかしくなるんで
「瑠花さんは二重人格だったんだ、でご老体だからボケがきてて・・」
くらいで納得しましょうww
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で 王宮でのやりとりはというと、これ以上どうしようもない ってほど、劉輝が落ち込んでいます。
でも、冷静に考えると(過去はどうあれ)現在の彼は、真っ当な判断を
したんです。
王様が蝗害を防ぐ専門的な知識とか、地震の被災地への救援活動を
現地指導する必要はないんです。
だから、過去実績のある旺季に全権を任せたのは、いい判断。
もっと胸をはっていい。
部下に任せたあとは、信頼し最終責任をとるだけなんだけど。^^;
そういえば悠舜もよくつぶやいてた
「どこまで信じてくれますか?我が君」
”嫌いで耳の痛いことを忠告する人”の意見も聴き、信頼しなければ。
旺季に「紅州を頼む」と言ったのは、
王様としては、ギリギリで及第点?
まあ、どうなることやら・・紅州の鉄・石炭・職人が
誰かに隠匿されているのも不安。
旺季の考えをわかり、彼が戦争の元になるような動きはしない
のは確かなようですが。
オマケ・・晏樹って フケ専?ww

縹家の百年もつ食料は、ちょっとやりすぎでは??場所ないしww
万里山脈で 食料をフリーズドライとか?最新だなww