2006年09月14日

彩雲国物語・・・紅梅は夜に香る

雪乃紗衣 角川ビーンズ文庫

前に番外編を読んでから、ひさびざ^^)10月1日に次の本も発刊されるようなので、楽しみにしてます。

茶州で疫病などのトラブルを片付けた後、首都にもどってきた(主人公)紅秀麗は、謹慎処分となります。
この点がわかるようで、よくわからない。まあファンタジーだし、昔のお役所仕事ってことで、どんな策謀も陰謀もありってことかな・・

やはり、紅秀麗は宮殿ではなく、市井で動き回るほうが、いきいきとしていて、作者も動かしやすかったのでしょう。

これ以上書くと、ネタばれになるので・・それにしても、主人公はドンドコズンドコの崖っぷち人生だな。
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2006年10月04日

彩雲国物語・・緑風は刃のごとく

彩雲国物語・・緑風は刃のごとく  雪乃紗衣 著 ビーンズ文庫

前作の”紅梅”の続編のよう。役所は経費節減のために大幅なリストラを行うのですが、主人公の紅秀麗もその対象になってしまいます。

前作ではお金の偽造事件でしたが、今回は塩の不正です。塩は、必要不可欠な日用品。サラリー(給料)の原語が塩ですものね
大切な塩をめぐる不正には、どうやら巨悪がからんでいそう。

個人的には、タンタン君のユルユルとしたとこが、大好きです^^)
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2007年04月06日

彩雲国物語〜青嵐にゆれる月草

彩雲国物語〜青嵐にゆれる月草  雪乃紗衣  ビーンズ文庫

シリーズ11作目です。アニメで放送されさらに人気上昇中のこのシリーズ。今回、主人公の秀麗ちゃんは、配属先の御史台で奔走するのですが、もう、いろんな人間関係や思惑がこんがらがってます。
私は、どうも読み飛ばす箇所がおおいのか、いろんな伏線をすっとばしてて、2度読みしてやっと納得しました。

ドタバタしながらのコメディですけど、秀麗の身になにか不幸がおそいかかりそうな(トラブルではなく)記述がありました・・
ううm^^;読むの我慢して、何冊かシリーズためてまとめ読みしたい
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2007年09月04日

彩雲国物語〜白虹は天をめざす

彩雲国物語〜白虹は天をめざす  雪乃紗衣  ビーンズ文庫

待ちに待ちました^^)シリーズ12巻目。
9月1日発売というので、「まあ、地方だから1日には入荷していないだろう」と本屋に行くと、1冊しか残っていなかった・・危ね〜〜^^;;このシリーズの人気の高さなのか、入荷が少ないのか

題名の白虹(しろにじ ハクコウ)は、非常に珍しい気象現象なのだそうです。字の通り白い虹のこと。その原理は普通の虹と同じ。
霧が晴れる時に、ごくたまに見られるそうです。

内容のほうは、・・・濃いです^^;秀麗ちゃんも、劉輝はとくに、グダグダに悩んでおります。この話で、私のお気に入りのタンタン君は地方い行くことになって、ちょっと寂しい。

とおろで、私は、「王位継承者に該当するのは、劉輝一人」と思い込んでいましたが(先王が、かなり粛清した)、どうも、王位を継ぐことのできるのは、王宮内に複数いるようです。

いまになって、そういう事項を出してくる。。こういう手法は、きっとありなんだろうけど〜〜

藍将軍にしても、「実はこういう思惑があって藍州に帰ります」というのが、この話の中で出てきますけど、それが若干、不自然のような・・

大好きなシリーズなので、ちょっとだけ気になりました
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2007年11月04日

隣の百合は白

隣の百合は白  雪乃紗衣 角川ビーンズ文庫

雑誌に掲載された短編と書きおろし一遍の、外伝集です。
表紙は、オレ様な黎深さまwww素敵

「恋愛指南書争奪戦」
これは、ドタバタコメディで作品の中では、一番楽しめた。
年末に武道大会を行うことになり、その副賞が、恋愛指南。
よく考えてあるのが、(くじ引きによる)指令
例えば、史部尚書へある事を言う とか、某尚書の仮面ととる とか
シリーズを読んでいれば、まさに、オールスター総出演 というかんじです^^)

「お伽噺のはじまりは」
これは、しょう可様の、少年時代の話。
時制が 飛んだりするので、ちょっとゆっくり読みました。
なぜ、しょう可様が、黒狼になったのか。
黎深様が、「王家なんて、どうでもいい」というやる気のない、一見ダメダメ官僚になったのかが、よくわかります。
ついでに、鬼の子と評された先王の人となりが、ちょっとだけ出てきます。

「地獄の沙汰も君次第」
黎深様と、奥さんの百合さんの話。
黎深様の鬼畜っぷりが、見事。
いや〜〜こういう人とは、お友達になりたくない^^;出来れば遠まきに(零深様のまわりの、振り回されぶりを)観て楽しむのが一番。
危うきに近づかずだね。
”頭がキレるだけの暴君” なら、かえって許せないけど、常人には思いもつかない天才ぶりで、しかも、表現が紆余曲折しまくってるけど、思いやり深く、そこが魅力かも。
先王が、また、チラっと出てきますが、この話からすると、残虐ではあるけど、それは政のために必要であり、一切私情を交えない。自分の子供でもきりすてる。(もしくは、切り捨てて放逐したようにみせかけただけの子供や親族もいるかも・・そこの所は、本編でこれから出てくるかな)

(ネタバレになるけど)国試の答案用紙に、 黎深様が
「誰がお前になんか仕えるか」
とデカデカと書いても、黎深を、そのまま官僚に登用するところが、先王の魅力

「幸せのかたち」
百合のその後をフォローした話。あいかわらずの 黎深・百合コンビのようです。本編で出てくることがあるかな。本編では、コウユウ様の進路の話がくるようだから。
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2008年05月02日

黎明に琥珀はきらめく

黎明に琥珀はきらめく  雪乃紗衣 角川ビーンズ文庫

シリーズ13冊目。前回、前々回は、鰍英と劉輝、今回はコウユウ様ピ〜ンチ!!の巻です^^;
前回の”白虹”からの続きです。

職務権限範囲外の仕事をした咎で、コウユウ様、牢屋に入れられてしまいますが、そこにヒョウ家の罠にはまります。
リオウ君が大活躍します。(と、羽羽ちゃまと)

どうやら、王様、孤立していったみたいですね。(命危ない?)
話しでは、旺季が王座を狙っているような匂わせぶりなのですが、どうもハッキリしない

ここにきて、”後継者は劉輝だけでない”ということになったので、
例えば、劉輝を王座から降ろし、後継者として資格のある貴族が、王にとりかわる、もしくは、傀儡の王をたて影で権力を握るのであれば。国試側でも出来るってことかな

鄭尚書の過去がまったくわからないのが、不気味だ

前王の考えは、すべてを破壊したあとに再生があるみたいな、アナーキーな考え。
強引な姿勢のツケが、劉輝にまわってきてるってこと

塩や贋作で稼いだお金の行方もわからない、王家をのぞく彩八家は、王宮から官吏を撤退させようとしてる
内乱の兆し大です。。大丈夫か。

ところで、蛇足ながら、コウユウ様は、確か”道端で商売をしていたところを黎深に拾われた”という設定だったんだけど??
羽羽ちゃま、術を使ったと言ってましたが、貴陽は、そういうことが出来ないという土地でなかったっけ??



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2008年08月04日

彩雲国物語〜空の青、風の呼ぶ声

彩雲国物語〜空の青、風の呼ぶ声  雪乃紗衣 角川 ザ・ビーンズ

雑誌に、彩雲国物語の外伝がのっていたので、珍しく、買ってみました ザ・ビーンズ

今回は、燕青と静蘭が、小棍棒 小旋風 と呼ばれてた時代。
燕青が家族を殺されてからの部分もあり、結構、暗いです・・・

燕青が、なぜ秀麗のもとに留まったかが、よくわかります
静蘭が、小旋風と呼ばれるを、極端に嫌がったわけも

物語の外伝で、それぞれの人物の過去が紹介されると、パズルのように、物語がはまっていきます

燕青の小兄の登場には、驚きましたが、本編でも是非、登場させてほしいキャラです
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2008年12月04日

彩雲国物語〜黒蝶は檻にとらわれ

彩雲国物語〜黒蝶は檻にとらわれ   雪乃紗衣  角川ビーンズ文庫

シリーズ14作目、怒涛の巻 です
今年は、彩雲国の発刊はこれで終わりだそうで・・来年までまつのか〜^^;禁断症状が出そう

”紅黎深を解任した後、御史大獄が開かれます(謎の刑部尚書登場、謎というか呪いというか・・)
秀麗ちゃんも、めちゃ忙しくて働きまわっているなか、紅姓官吏の出仕拒否。経済封鎖も紅家によって行われてしまいます”

ここからは、ネタばれ感想なので^^;ご注意を・・



結局、おじさん達の活躍ばかり目立ちましたww
(静蘭が、パシリくらいで、コウユウとシュウエイはいいとこなしでした。何も出来なかった)

贋作・塩・贋金で、そういえば、大金が消えてました。
今回は、石炭・鉄鉱石と技術者が紅州から消えます。
燕青の危惧してるとおり、これはずばり、”戦争の準備”ですね

ただそれが、旺季とその仲間達の仕事のようには、思えないんですけど。紅州が劉輝につくとみて、”戦争も辞さず”という考えなのか。
旺季が、戦を望んでいるとは思えないし・・
(だいたい、旺季の年齢だと、不可でしょう。王様には。若々しくても、子孫を残す王の役目 をこなせない)

悠舜の意図もわかりません。
鳳麟として、紅家に命令文書をだしたのか、出さなかったのか

物語の最初に出てきたのが 悠舜の少年時代なら、
「王家に復讐する」「紅家に復讐する」は
時間の無駄です とばかりに 選択肢に入らない

でも、よく考えれば、悠舜が、鳳麟 であったにしても、ニセの印を持っていたのは、アンジュ様で 悠舜は 自分が何をしたかなんて、何も言っていない
清雅の部屋に入ってきたのも、聞き覚えのある靴音が 誰であるかまでは、書いてないし

実は旺季も悠舜も劉輝シンパで、対立しているようにみせかけて、旧体制にゆさぶりをかけ、改革を断行してる。
ついでに、劉輝を鍛えてる ってのもあるかな

劉輝は今回、泣いてばかりでした。
ちょっとかわいそうなくらいだったかも

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2009年01月31日

彩雲国物語  運命が出会う夜(前編)

彩雲国物語  運命が出会う夜(前編)  雪乃紗衣   
  雑誌・The Beans Vol.12


ザ・ビーンズに雑誌に掲載されました
(ビーンズ文庫の 「少年陰陽師」とか「身代わり伯爵」などのシリーズの番外編が、掲載されてます)

ちなみに、後編は Vol.13での発表かな?^^;7月頃発売だそうですが・・(頃ってところが、微妙〜〜。不定期刊行なのね)

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柚子茶
悠舜と黎深の二人の話しのカラミで、よくでてきました。
”柚子茶”という名前ではないですが、私も ”ホット・ゆず”という飲み物にはまってます(コンビニで売ってます)
同じく、ホット・レモンもありますが、ゆずのほうが、あっさりしていて、後味スッキリ。
疲れた時とかには、ビタミンも補給できるし、おすすめ です^^)

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物語は、「地獄の沙汰も君次第」の時期の話いわゆる 
”悪夢の国試組”の会試。

悠舜の立場で書かれています。 

悠舜、黎深、鳳じゅ、飛翔、それに子美。
とにかく、息もつかせぬくらいのトラブルとドタバタの連続で、コメディタッチです。
悠舜がイジメにあい、それを救う3人。
(ただ、救い方というか、イジメっこに対する報復がすさまじいらしかった・・・で、多くの受験者がやめていく。。)

受験生が二人死亡。凍死と首吊り。怪談も多々アリ。
謎の究明は「待て!次号」って、とこか

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公子と太子

本のほうの「黒蝶は・・」出たくらいから、私は気になっていたのですが、清苑公子は、第二公子。
跡継ぎと思われていたけど、外祖父の謀反計画のため流罪になった。という事でしたよね。

でも、普通、跡継ぎといったら、第一子ではないかな?
第一公子は、どこへ行ったのでしょう??
それぞれの公子とそれを支持する勢力で、内乱状態になったのは、清苑公子が流罪になった後。

で、今回の話「運命・・」の最初のほうで、出てきました。

”太子も清苑も、この三年で変貌した・・・清苑の存在が彼を狂わせ・・”というくだり

劉輝も清苑も”公子”と書かれていますから、
”太子”は、別な人=第一公子???
(日本の天皇制でいうと、兄は皇”太子”で天皇の跡継ぎで、秋篠宮は弟で、あくまでも、”宮”です)


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セン華王
読めば読むほどわからなくなる人です。

一種の”破壊の聖人”、テロリスト とも思えます。
「全てを壊してこそ、新しいものが生まれる」 みたいな考え。

普通は反体制側にいるもんですが、体制側の頂点がそういう思想の人だったら、セン華王のようになるかも

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なんか、4月か5月あたりに、「彩雲国物語」が刊行されるようです。外伝かなにかかな^^)
これまで、雑誌のほうは読んでいなかったので、未読の話しがあるあも。楽しみ♪〜〜 

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と昨夜書いたところで、ちょっと改稿。
思えば、清苑公子の流罪の時の話「鈴蘭の咲く頃に」という番外編を、私、読んでいないんです^^;

清苑公子の流罪の理由について、もうちょっと正確に知りたかったの
で。ネットを回ってみてましたが。・・ううm

「鈴蘭・・」は、本で刊行されるのを、待つしかないか

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2009年02月01日

彩雲国物語 運命が出会う夜(前編)2

せっかくなので、「運命が出会う夜」について
もっと書いちゃいますww殆ど独り言です

悠舜は、どこに住んでいたか?
黎深の”愉快な行動”がなくても、予備宿舎にとまる予定だった悠舜。
彼は、紫州州試を受けたので、住まいは紫州。
どこに住んでいたとは、書いてありません。
旺季様の別邸があるでしょうから、会試の時は、
そこに泊まることも出来る。
イジメどころか、殺される可能性もある宿舎には、わざと泊まったんですね。(ここで、性格的に難のある受験生をあぶりだすためかな)

悠舜は、なぜ子美に南天の枝をあげたか?
自分でほしそうにしてたのにね。町でのイザコザから、悠舜を担いで避難したのは、きっと子美でしょうから、お礼かな

悠舜は、子美を知っていたか?
州試2番目にくるぐらいですから、当然、名前は知ってましたね
夾文中や来俊臣を知っていたくらいですから。
ただ、彼(彼女?)があのキャラなら、噂になるでしょう

子美と名乗っているけ彼(彼女?)は、別人が(善意で)なりすましている可能性もあり

悠俊がさしだした薬は?
ずばり、痛み止め かな。彼が普通に身につけている薬って、そんな種類の薬でしょう

管飛翔の有能性
この人は、才能ばっちりですね。
黎深の微妙な心を、ばっちり理解して、予測までたててます
さすが、ヤクザ一家の人間関係でもまれてます。
彼こそ、人事を司る史部にふさわしいのでは?

悠俊が困るイジメは?
あまりないのかも。執着心がないような人ですから。
杖を捨てられ、本、筆記用具、着替えまで捨てられた悠俊。
でも、「やれやれ・・」とため息くらいでしょうか
腕の骨を折られるのは、さすがに困るでしょう
(試験のためというより、足も悪いのに、身動き取れなくなる)
旺季がなんのかんのいって、会試の時期を 腕が治るまで延ばしそうだ
結局、一番きれたのは、食べ物でした

悠俊と白い花
私は北国出身なんで、見たことありませんけど、蜜柑は白い花。すももは、桜のような白い花。紅州の春は、白い花で満開になったさまは、美しいでしょう。
ユズもやっぱり白 かな
悠俊は、桃の花(桃色)もすきなようですが、
本人と一緒に出てくるのは白い花 ばかり
今回は、花のかわりではないけど、白い雪 が印象的にでてきました

依頼をした人、受けた人
ずばり、依頼者は、旺季かセン華王、受けた人は子美。。?
旺季はもちろん、保護者ですから、予想できます
セン華王は
「貴様になど仕えるつもりは、さらさらない」と書いた黎深や
「ボクはあなたが嫌いです。あなたのする事全てに反対する」といった来俊臣 、この二人を合格させてるのですから、
悠俊の事も、会試にくるのを、待ってるかも

清苑公子が王様になっていたら?
はたして、悠俊の未来予想図の通りになっていか?
実は私は、そうは思えません。
自分しか信じない猜疑心の塊であったなら、陰謀にまきこまれて、
流罪になったりしないのでは?
それに、彼には劉輝がいる。
人を信じる素直な劉輝に、いつかは清苑も感化されていくのでは?



いろいろ、つぶやいてみました^^;
書くことで、自分の頭も整理できるもので。
次号(7月。・・)が、楽しみです



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2009年02月15日

彩雲国物語 目覚まし

今月発売の コミック「彩雲国物語 4」と、雑誌・「ビーンズ・エース」の二つの応募券で、応募することができます。

一つは、秀麗ちゃんの声優さんの声での目覚ましアラーム
もう一つは、静蘭の声優さんの声

各、1名様だから、厳しいな〜〜^^;
でも、欲しい。

静蘭(緑川光さん)の声で
「お嬢様、朝ですよ」
な〜〜って、やさしく起こされたらな〜〜。一日 ハッピーかも

他のメンバーでの 目覚ましのパターンを考えてみました

例えば、寝ている部屋に起こしに来る仕事をおおせつかったとして

燕青「朝だぜ〜〜。サクっと起きて、朝食にしようぜ」
清雅 「起きれ下僕!!仕事だ!!」
悠俊「朝議に遅れますよ わが君」

・・・このあたりは、順当に起こしてくれそうだけど

霄太子・・チョウ梅干を 口に押し込んで「フぉ、フォ。フォ」と、去っていく

黎深  誰の命令であろうと完全無視。しつこく命令されたら、影に「殺れ(やれ)」と、一言。。こわ。。

蘇芳「そろそろ、起きないとまずいんでないの・・・まあいいか、俺ももう一度寝るかな、なんかたるいし・・・」
・・・起こしてください蘇芳さん^^;;;;

なんて、妄想してみました。
普通に起こしてくれそうな人物が、少なそう^^;;;
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2009年04月27日

彩雲国物語考〜旺季と悠舜

本の感想ではなく、独り言です。思いついたので^^;;

彩雲国物語は、1作目を思うと迷路にはまったような、複雑化しておもしろくなったような。

特に悠舜様がわからない。
旺季様の愛弟子で、紅家の軍師・鳳りんで、劉輝を支える宰相・・
で、もうちょっと単純に考えてみました。

贋作事件・・確かに大騒ぎにはなったけど、高い絵画は、庶民の生活にはあまり影響しない。
で、ブルジョア階級や貴族階級がお金を巻き上げられた。

贋金騒動、塩の事件・・・これは、庶民の生活に直結します、さすがに困るけど、もし旺季様が主犯としても、宰相に悠舜がいるわけだから、「まあ、あいつがついていれば、新米王でもなんとかなるか」くらいの感覚だったとします。い実際、大事になる前に解決した

紅家騒動・・・すったもんだの末、製鉄職人と石炭がどこかへ消えました。紅家の信用も失墜、財力もちょっと減らされ、王家に忠誠を誓うことになります。

3件の事件で蓄財し紅家で、準軍事力となるものを得ます。
これが旺季のものになったとします

悠舜は、これらの騒動には、手は貸していないでしょう。
自作自演するほど、アホではないでしょうから

でも、悠舜が中央にもどってくるなり、これらの騒動がはじまった。
つまり「悠舜がいるなら このくらいの事件は解決できる」
と旺季はわかっているので、事を起こした

たぬきじじ・・いえ、ショウ太師のようなスパルタで、旺季様は、劉輝を鍛えているのでしょうか。

「このくらい解決しなさい。出来ないなら能力なしとみて、王権をいただきます」



旺季が反旗を翻したかのようにみせると、彼に賛同する貴族や官僚がわかってきますね。それも旺季のネライかも

旺季が王様となれば(あまり考えられないけど)、彼らが味方となります。旺季が負けると 不穏分子を劉輝と悠舜は 一掃するか(左遷とか)説得して取り込むとか
そういう中で、どうしようもない官吏や貴族(不正をする、仕事しない)を、どちらの陣営でも把握していくことになります

つまり 旺季は、究極の貧乏クジ体質かも。

勝っても、本当は、あまりいいことない。
楽をしようと思えば、裏から王をあやつるくらいたやすいんじゃないか
王権を強奪した汚名をかぶり、それでも苦難の改革の路を進むでしょう

負けた場合 (どうも、悠舜を信頼してるので、そうなるかもと内心、思っているかも)

反逆の罪で死刑になろうとも、王の教育に一役かうなら、それでいい。
自分のためたお金は、そのまま政府のお金になれば、財政的に、王も安泰となる
(勝っても負けても、王中心の政治には邪魔な、紅家の勢力は。そいでおいたし。)

旺季と悠舜、正反対の勢力と、周りに思われているけど、実は、信頼しあって、わかりあってる二人ともいえます。

まあ、私の勝手な妄想です。
第三のボスキャラも出てくる可能性も大だけどね。
秀麗ちゃんが、さかんに藍家の書類を調べてますけど、そこらへんが、明らかにならないうちに、拉致られちゃったので。

第三のボスキャラが、すべての黒幕で お金と資材を蓄えて反乱を起こそうものなら、それは、大ピンチかも。反乱を起こす前に秀麗が捕まえるとか??

5月は外伝発売なんで、本編は、秋くらいでしょうか。
しばらくは、グルグルと考える時間たっぷりですww
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2009年05月01日

彩雲国物語  黄梁の夢

彩雲国物語  黄梁の夢  雪乃紗衣  角川イーンズ文庫 

小編3つとショート一つでなる外伝集です。

「鈴蘭の咲くころに」雑誌に掲載されたもの
清苑公子が流罪になる顛末です

「空の青 風の子守歌」これは、燕葵の生い立ちと、殺刃族を二人でぶっつぶす話し

「千一夜」これは、薔薇姫と邵可のなれそめ。先代の黒狼も活躍します。書き下ろしに、その後の話しがショートでついてます


「鈴蘭の咲くころに」
これは、最後にアっと驚きました・・ってか、清苑公子は、母親を見抜けなかったのね。あれだけキレる頭をもちながら。
かなり 話しをあわせるのに苦しい箇所もある気がします^^;;
懸念していた第一公子は、ちょっとだけ出てきました。
平凡だけど、おっとりした性格の太子は、清苑公子とその才覚を比較され、ちょっと異常っぽくなっていきました。これで、跡継ぎをめぐっての争いに拍車がかかったんですね。

ただ、思うに、処罰、流罪もしくは幽閉されていなければ、第一公子は、どうやって暮らしていたのでしょうか。戦乱で死んだ?って、設定なのかな。
若い時の心の病は、治る可能性もある。
(旺季が、「もはや太子に理性はもどらない」といってましたが、医者じゃないですしね。旺季は)

呪いのお手玉は、清苑は、王様の寿命を短くさせるほどの呪いがかかっているのに、気がつかなかったんだ。
(そういう方面の霊感がなかったのね)

お手玉は、王様が持っているしかなかったんでしょうか  っていうか、結界をはってあるような貴陽の都に、よくそんな呪物が入ってこれたな、、、みたいな。大姫の力ってすごすぎなのか。

ちなみに、跡継ぎをめぐつ争いは、韓国ドラマ「朱蒙」「王の女」で私には、おなじみ。
共通していえるのは、王が跡継ぎにたいして 早急に決めない(優柔不断)であるのが、一番の原因
っとすると、せん華王は、決めるどころか、跡継ぎ争いを煽った ようにも思えます。宮廷は若返りしましたが、民衆はいい迷惑をこうむりました。まあ、もっと深い何かの考えがあってのことでしょう。
(内乱になたてょうがおもしろい、なんて思っていた可能性大か)



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2009年05月02日

彩雲国物語  黄梁の夢〜 千一夜物語

彩雲国物語  黄梁の夢〜 千一夜物語

昨日の感想の続きです

「千一夜物語」


薔薇姫と邵可のなれそめの話し。
人間に心を閉ざし、千の夜を過ごした薔薇姫も、一夜にしてかわった
ってとこでしょうか。


勢い込んで殺しにいった相手にベタ惚れしてしまう邵可は、やっぱずれてます
後書きに「ハー○クインのように」という担当さんの要望があったとか。イラストは、カッコいいです。
でも、二人のやりとりは・・そのようになってないかもね^^;

二人の会話は、口喧嘩というかそれでジャレあってるというかんじです

薔薇姫の囚われた場所が わかりました。
水晶の中、いうなれば異次元に閉じ込められ、そこから鎖で
そのパワーを吸い取られていたんです。漂家が使うために
凶悪ですね
人間の手にあまるエネルギーを閉じこめようとするから、開放しようと
すると、反動で一気に爆発する

ところで、彩雲国の登場人物でも、結構、矛盾だらけだったり謎だったりが多いのが、大人組のキャラです

邵可もそうです
弟を守るために自分を王様に与えながら、薔薇姫の鎖をとくためには、
世の中はこわれてもいい。ここらへんが理解できないです
あいていに言えば、「弟より大切な人が出来たから」なんでしょうけど
二人の会話を読んでいると、邵可より、仙の薔薇姫のほうが、人間っぽいところも、感じました^^)

蛇足ながら、漂りおうの下僕ぶりは、板についてましたねww
本当に好きというか、エゴでもいいから束縛し側に置いておきたかった
ストーカーです。変態監禁男 といわれてもしょうがないww

巻末のショートショートは、黎深、玖浪の兄弟が、おもしろかた
めちゃ、受けました

*******************************

この本の、3編の中で、燕青少年時代の「空の青〜」が一番、安心して
読めました。実際の場面は、かなり凄惨なんでしょうけどね
、燕青のあっかるい物言いがいいのかも。
”殺刃族を一掃する”という話しだったので、余計そう思ったのかな
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2009年05月27日

彩雲国物語考〜2

つい先月に外伝の文庫本が出たばかり。
次に「彩雲国物語」に会えるのは、7月に発売されるだろう雑誌にのるはずの、外伝後半・・・

毎月でも新作読みたい彩雲国・・いや無理なのは、わかってます^^;

ところで、NHKハイビジョンで、金曜日夜11時半から、
アニメ「彩雲国物語」の再放送をやってます。
(11時からは、「今日からマ王」)

物語の最初は なんというか、新鮮。
でも、小説のほうは、だいぶ物語の方向性がかわってきたかなと・・

「彩雲国物語」は、もともと1巻で完結できてた話しなのでしょう。
続けるほうが、大変だったかも。
ここ最近、
「え?最初と違う??」みたいな感覚があります

秀麗ちゃんが、茶州州牧になったので、ああこれは、いろんな地方をめぐり中央に帰る・・というパターンかなと思ったら違ってましたし
この物語は、どうも予想を超える事がよくあります

政治的には、彩雲国は 中央集権というよりは、まだ、小さな国のようなかんじです。
昔は、それぞれ色の名前を持つ貴族が、政治をとりしきっていたけど、それが、影響力はあるけど、政治のシステムに入るには、試験か資いん精度をくぐらないと官僚になれない。

セン華王のいた時代には、まだ州符と各地の豪族(例えば、紅州なら、紅家と紅州州牧)が、せめぎあっていた時代と、思えます。
先王は、粛清と国試を通じて、いわゆる平民 も政治に参加させ、旧勢力を うちこわします(破壊の聖人だな)

劉輝の時代には、かなり変わったようですが・・

さて、最新文庫本の後書きでは、作者さんは、「最終章へ入りました」という事を書いておられましたが、どうするんでしょう。

1巻目での大前提があるので
(秀麗ちゃんが、文官として地位をきわめる)

「きわめた後、あっさり退職して、劉輝とゴールイン」という図式は、難しくなってきたような。。。



”「なんとか後宮に召し上げられるのだけは、上手く避けて、ついでに体の不調もなんとかクリアして、また官吏の道を歩む」
で、とりあえず一旦、おわる。
で「続・彩雲国物語」を 新たに始める・・・”


・・・・・な〜〜んてのは、私の希望的前向き妄想・・

長文・駄文、失礼しました。
本編の新展開に期待しましょう
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2009年07月26日

彩雲国物語  彩色冊子(あやいろそうし)

彩雲国物語  彩色冊子(あやいろそうし) 雪乃紗衣 著 漫画 由良カイリ   月刊ASUKA9月号

・・9月号の付録です。(そのほかに、シールとメモ帳の付録もあり

彩色冊子 は3部にわかれてます^^)
1部は、漫画「彩雲国物語」の1巻目のはじめの部分を抜き出したもの

2部は 漫画「豊作御礼大作戦」
戸部での臨時バイトを終え、猛暑も終わり、実りの秋になりました。
豊作を記念して、女装大会に 3人が優勝商品(米)をかけて出場、おしくも、飛び入りの4人目に 圧倒され優勝の逃します。

3部は 小説「いつか会いに行きます〜愛すれど君は彼方〜」
時期は、茶州州牧として赴任し、秀麗の悠舜が、正月に一時帰還した時の話。めずらしく、鳳珠と悠舜が、碁を打っています。
鳳珠も碁は強そうですが、さすがに 賭けになった碁には、悠舜は絶対負けない。ここらへんは、気性が悠舜のほうが、キツイのですね
碁をうちながらの、昔話(主に 黎深のオチャメないたづら伝)

黎深も碁を打つようですが、すごい勝負に汚い打ちぶりだったそうです
ww・・なんかわかりそう

いかにも自滅しそうな、石に見せかけておいて、相手が応対を間違えるとドツボにはまる罠を、そこらじゅうにしかけてある
ハメ手なんかも、ごく普通に使っちゃうのね

付録と冒頭の 彩雲国の漫画につられて買いました ASUKA
正直に言うと、「八雲・・」と「彩雲国」意外は、どうも読む気にもなれない^^;;続き物だし、よくわからないしね
(八雲・・は、小説で読んでるので、途中でも場面がわかる)

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2009年08月01日

彩雲国物語  運命の出会う夜 後編


The Beans (ザ・ビーンズ) 2009年 09月号 [雑誌]

The Beans (ザ・ビーンズ) 2009年 09月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2009/07/28
  • メディア: 雑誌





運命の出会う夜 後編  雪乃紗衣 著

待ちに待った後編です^^)
悪夢の国試組の試験の時のお話し。後編。
試験もせまるなか、謎の殺人事件が頻発。それとおもに、子美がいなくなります。

彼(彼女か^^;)子美がポイントのこのお話し。
黎深や飛翔らの、愉快な行動の影に隠れてしまいましたが、結構、深刻な話題です。

”兵士として戦争で戦い、平和になった。
 戦争のPTSDに苦しむ兵士と、その存在を認めようとしない社会”
が テーマかな・・重い・・・
映画の「ランボー」を思い出しました。

子美は、その後遺症に苦しむあまり、麻薬に手を出し、中毒になってました。子美は、自分の好きな娘をその手で殺した時点で、もう 心が病んでいたのでしょう。

子美は、悠舜を狙う凶手でしたが、結局、手を下せず、そこを御史の皇輝に捕まります。。。まあ、捕まってホっとしたってとこかな

ガチンコ正面勝負にでた悠舜と、自分のことは自分でやれというセン華王によって、ほぼ PTSDは、克服した かな

今回の事件で、どれほど事情をわかっているか?というのを順位にしたら、こういうふうになるかも


鳳珠>黎深>飛翔>キョウ文中>来俊臣>皇輝>悠舜>>>旺季>セン華王

鳳珠、黎深、飛翔 が肝試しをする理由も、官僚にイジワル(かなり悪質)のも、ちゃんと理由があります

作者さんの言葉じゃないけど、「パズルがはまっていくような・・」
やはり、最終章 にが始ったんですね
足りない部分を、番外編で補い 納得いくよう 結末に向かってますね

国試組の話なんかを、まだまだ読みたいですね




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2009年12月03日

彩雲国物語  暗き黄昏の宮


彩雲国物語  暗き黄昏の宮 (角川ビーンズ文庫)

彩雲国物語 暗き黄昏の宮 (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 雪乃 紗衣
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2009/11/28
  • メディア: 文庫




「彩雲国物語 暗き黄昏の宮」 雪乃 紗衣 著  角川ビーンズ文庫

監察御史・紅秀麗が、任務版場で姿を消した!
その報は瞬く間に朝廷を駆け巡り、国王の紫劉輝は心を痛める。
秀麗の安否は気になるが、一官吏の彼女を特別扱いできない。
そんな王の心を汲み、藍鰍瑛は密かに秀麗を探すことを決意する。
一方、秀麗と同行していた蘇芳が帰還。
彼が語った驚きの事実に劉輝は絶句する。
秀麗の身に危険が、劉輝の治世には暗雲が立ちこめる!?
 (裏表紙 あらすじ より)

*******************************************************
以下、ネタばれの所も多いので、未読の方は、ご注意を^^;;

前の「黒蝶・・」でも出てきたけど、結局、秀麗の体調は、
思ったよりもひどかった。そのために 縹家に治療に行った。
って、ことでした。

ここで一つ疑問です。
「黒蝶・・」の時は、貴陽の結界の力が強くで、ちょっと人間じゃない
もの入っている秀麗ちゃんには、そこにいるだけで大変 体が消耗するって
確か、そんな記述ありましたよね・・^^;
で、今回は 「貴陽を離れなかったのは、清浄な空気が体にいいから」
とか、「縹家の清浄な空気が体を休める」って、言葉があって
え???どっちなの?って思いました。
ファンタジーの世界だから、まあ仙人もいることだし・・

紅家騒動は、しょうか様が家長になったことで、一安心したところで、
今度の 飛蝗の襲来は国全体にとって、大きな問題。
実際、科学技術の発展した現代でさえ、
アフリカとかでは、大問題になってますしね。

貴族派がどうの国試組がどうの と揉めている場合じゃないです。
一丸となって、取り組まなければ 国が滅ぶ。
タンタン君、とても大事な事を調べてました。
長官に信用されてるのねwww
今回は このタンタン君に癒されました。
他の皆さん、ギリギリで悲惨な状態だったし。

劉輝が後宮にこもって、政をさぼったツケが、この飛蝗騒動で出てきました
人事のツケは、藍州に逃げている時に出来たもので。

ただ、元をただすと、劉輝は王様になりたくなかった人です。
跡継ぎが一人きりということで、しぶしぶ。何度も脱走したって記述が
あったくらい。王にすえておいて、いまさらクーデターになるのは、
解せません。
例えば 旺季が王座を本当に狙っているなら、前王が死んだ時でも、劉輝が
後宮に篭っているときでも、いくらでも機会があった。

碧州の神弓が折れたことといい、茶州の祠が崩されたことといい、
紫州で地震があったこといい、政治闘争以外に、誰かが何かを画策してる
っぽい。
劉輝VS旺季VS縹家 のように見えて、ラスボスが別にいそうです。
ってか、そう願いたい。旺季 私の好みだしww

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最初にでてきた ”劉輝治世は上治 で 藍様と静蘭は武のほうで、コウユウと秀麗は文 のほうで活躍する”その設定だけは、護ってほしいものです。悠舜は名宰相 っていうのもね

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2010年04月04日

彩雲国物語  蒼き迷宮の巫女


彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女 (角川ビーンズ文庫)

彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女 (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 雪乃 紗衣
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/03/31
  • メディア: 文庫




「彩雲国物語  蒼き迷宮の巫女」 雪乃 紗衣 著  角川ビーンズ文庫 

異能の一族・縹家の宮で目覚めた秀麗。
外界と隔絶された宮から出るには、大巫女・瑠花姫に会わなければいけない
けれど、彼女の居場所はわからず、異能”千里眼”をもつ珠翠を
探すことに。
一方、王都では史上最悪の大災害・蝗害に対し、重臣達が協議を
重ねていた。しかし対処の全権を委任した国王の劉輝は、ただ見守るだけ
珠翠探しと並行し、蝗害の対処法を探す秀麗は、劉輝の救いとなれるか
  (裏表紙より)

**************************************************************
物語も最終段階にはいってきました。
今回の舞台は、縹家の宮 王都 紅州(すこしだけ紅家)

☆ まず、縹家の宮では、秀麗、リオウ、迅、鰍瑛の4人が活躍。

楸瑛は、珠翠を探すべく”時の牢獄”に踏み込みます。
(以外な助けが入ります。やっぱ歴史ある家だしね)
珠翠は”時の牢獄”楸瑛と一緒に抜け出したあと。
瑠花姫の後をつぎ、大巫女になる決意をします

秀麗たち3人は、蝗害の対策方を見つけるべく
縹家の図書室へ向かいます。
その前に、リオウの父親(ひきこもりじーさん、外見若者)に会うのですが、そこで、天体の動きから、実はいろんな災害を引き起こしている”妖星”の存在を教えられ、今回の一連の天災のながれを知ります。

迅さんは、やはり、敵とも味方ともいえませんが、彼がキーパーソンなのは間違いなかったです。
前に秀麗と清雅が暗殺集団に襲われた理由も、わかります。
彼の本来の目的を知ることで、縹家を振り回している敵と大官のつながりがウッスラと見えてきます
リオウの祖父が、旺季だったとは・・たしかに容赦のないとこは似てる

☆ 王宮では、蝗害対策のための会議が開かれます。
意外と会議はスムースにハイレベルに進んでいきます。
劉輝は口を はさめるレベルではなく、
重臣の間では「旺季様グレイト」一色の方向に。
景待朗は、不穏なものを感じつつ、会議はおわります

王宮での会議の後、旺季と、晏樹、孫尚書、と孫尚書と黒狼(紅紹可)
との会話が、出てきます。
ここでは、晏樹と旺季の「殺したくなる」「責任はとるの」との会話も意味深・・・
孫尚書と黒狼紅紹可の会話も「え?」・・でした。
紅紹可は、"王である劉輝”に固執しているわけじゃないようでした。紅家の以外な気質も・・。

物語の最後のほうで、劉輝と旺季の直接対談がでてきます。
ここで、旺季の信念がとくとくと語られ、劉輝とは相容れない理由も明らかになります。
それでも、劉輝に"琴の琴”を教えた所が、ポイントかも・・

☆ おまけのように出てきた黎深様・・悠瞬にフラれぬけがら状態です
州牧で、劉子美がでてきます。あいかわらずの口調ですが、州府での
彼の方針は、"紅州を守る”ことで つらぬくようです(苦渋の選択)

**************************************************************
今回、ちょっとわかりづらくて、今回は、あらすじと舞台をまとめて
みました。次に感想を書きます。
ちょっと(かなりか)腑に落ちないとこもあるし・・・

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posted by kiyorin at 02:08| Comment(0) | 雪乃紗衣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月05日

「彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女」 感想

「彩雲国物語 青き迷宮の巫女」 感想です
(前日はあらすじだけでおわった^^;;)

楸瑛、かっこいいです。^^)
とくに珠翠を抱きしめたイラスト、「君になら殺されていい」みたいな
いちころですよ。女殺しですね。
(まあ私は、迅さんのような"大人”が好きなんだけど)

”時の牢”は、私は牢獄だと思ったので。
で、珠翠の「お母様の所へ帰る」の真意もわからなかった。
というか実際に帰ってみて、瑠花姫の先の長くない姿を見て、
珠翠の気持ちが変わった?ってことかも

璃桜(リオウ父)は、最初からよくわからない人だったんで。
薔薇姫に執着しているのは、わかったけど、なにせ時の感覚が違う
自分が覚え、薔薇姫に教えた二胡が、その娘の弾く二胡の音となって
戻ったとき、さすがの鈍感じーさまも、心動かされたようです

秀麗が、前に清雅と襲われた理由が ボンヤリとわかってきました。
瑠花姫が、「生きている秀麗の身体が必要 」という瑠花姫なら、縹家に襲われるのは、おかしいですものね。
珠翠が襲われたことで、敵の理由がハッキリしました。
縹家をふりまわし、瑠花に新しい身体をつかわせないために画策する敵の存在がわかりました。
で、敵に何の利益があるのか?
瑠花を襲うこと、神器を壊すことで、どうなるのかわかっている人って
限られるんです。
壊すと妖怪がわんさか出てきて、天災も続く・・
いくら権力のためとはいえ、人間は、やらんでしょう。

あの茶州にいた髪の長い”朔”とかいう人が、実行犯のようですが、
バックに、朝廷の大臣がいるってことです。
でももう、悠舜くらいしか思いつかなかったけど、フと
「これってもしかすると、霄太師=たぬきの劉輝への試練?」とか
思いました。

ところで、壊された神器(宝鏡を含む)の矛盾点をひとつ・・


前の「白虹・・」で、宝鏡がなければ、瑠花も帰るしかないって文が
出てきました。この部分は、誰かの独白ではなく三人称なので、「駆け引きの言葉」ではないでしょう。
で、今回の「蒼き・・」では、
”いや割れたのはただの離魂の術のための鏡で誰かが本物の宝鏡を割った”になってます・・・・
珠翠も、「これは宝鏡、いったい割ったのは誰?」とあわてて二胡を弾き応急措置をします。地震は宝鏡の割れた影響 だったでしょう?
ニセモノの鏡を割ったと同時に宝鏡も破壊された としておきましょう

「白虹・・」の時は、作者の設定では 「宝鏡が割れた」
だったんですよ。

でもよく考えると、神器が割れると妖怪わんさか、天変地異も続々
そっち方面ではなんの能力もない黒狼が 割る事の出来るのが、神器であっては、大変おかしい。
現在でいうと、放射物質を 外漏れしないけど、簡単に割れる容器にいれてるようなもの。
厳重に警備してても、無理。

だから、「白虹・・」のそこらへんの神器の設定が、おかしいのです
封印のための神器だから、”能力がないと壊せない”
くらい頑丈でないと。
で 今回の作者さんの新たな設定(苦笑w)のほうが、理にかなってるでしょう。


まあ、でも、瑠花も十分おかしいです。
まだらボケ以上、「あなたは二重人格か?」ってくらい
第一、茶州の時にあれだけ秀麗に執着し、縹家の家訓でもあるような
「弱い人を助ける縹家」と真っ向対立するように、無駄に茶州で
一般庶民(しかも貧しい村人)を疫病を放置されるまま
黙ってみていた。

まあ、もうこれ以上 設定のつじつまをあわせても おかしくなるんで
「瑠花さんは二重人格だったんだ、でご老体だからボケがきてて・・」
くらいで納得しましょうww

***************************************************************
で 王宮でのやりとりはというと、これ以上どうしようもない ってほど、劉輝が落ち込んでいます。
でも、冷静に考えると(過去はどうあれ)現在の彼は、真っ当な判断を
したんです。

王様が蝗害を防ぐ専門的な知識とか、地震の被災地への救援活動を
現地指導する必要はないんです。
だから、過去実績のある旺季に全権を任せたのは、いい判断。
もっと胸をはっていい。
部下に任せたあとは、信頼し最終責任をとるだけなんだけど。^^;

そういえば悠舜もよくつぶやいてた
「どこまで信じてくれますか?我が君」

”嫌いで耳の痛いことを忠告する人”の意見も聴き、信頼しなければ。
旺季に「紅州を頼む」と言ったのは、
王様としては、ギリギリで及第点?

まあ、どうなることやら・・紅州の鉄・石炭・職人が 
誰かに隠匿されているのも不安。
旺季の考えをわかり、彼が戦争の元になるような動きはしない 
のは確かなようですが。

オマケ・・晏樹って フケ専?ww

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縹家の百年もつ食料は、ちょっとやりすぎでは??場所ないしww
万里山脈で 食料をフリーズドライとか?最新だなww
posted by kiyorin at 00:50| Comment(2) | 雪乃紗衣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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