2006年09月08日

先崎 学 の実況番外戦

先崎 学7段(将棋)

週刊文春のエッセーを連載している先崎P

将棋には殆ど興味はないけれど、エッセーはおもしろいです。ざっくばらんな話で、読んで、ホっとします。
ただ、名人戦のゴタゴタの時のエッセーは、悲痛な文章になってました。
”とまどい”みたいなかんじで。。。言葉も出ないようでした。

出来るなら、将棋連盟ももめたくなかったのでしょうが、”背に腹はかえられぬ”という財政状況なんだそうで。
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キターブ・アルサール

朝香 祥 (ビーンズ文庫)

いわゆるライトノベルの分野のファンタジー。
架空の砂漠の国、エラーン国皇子アルセスの成長物語。

同じ宗教をもつディラムに滅ぼされるエラーン国。
ディラムには異教徒の大国がバックについている。
ディラムは、少しずつ、その大国に政府組織を侵食されていく。
その過程が、見所かな。
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ブッシュ妄言録

村井 理子 (二見文庫)

”発表します。今週の木曜日には、このロナルド・レーガン空港から、チケットカウントターと飛行機が飛び立ちます”

同時多発テロ後、混乱の中での発言

・・・で、実際の英文みたら、その通りなんだな^^;
ブッシュ大統領の発言で、おもしろいのを収録した本なのだけど、ヘタなお笑い本より笑えます。
(「これがアメリカ大統領かと心配になるけど)

ウッカリいい間違いしたのが(多分、そう善意にとりたい)、ツボにはまってるのよね
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少年陰陽師

結城光流 (ビーンズ文庫)

安部清明の孫の昌浩が主人公。
アニメ化の計画がすすんでいるそうです。

ここの文庫からは、マ王、彩雲国物語、などが、アニメででています。

何冊もシリーズででてますが、一冊完結方式なので、気楽に楽しく読めます
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2006年09月10日

ここに移ることになった訳

普通のBBSに、日記風に書いていたのですけど、とにか、アラシがひどい。いわゆる、”貼り付け君”に狙われてしまった。これはURLを変えない限り、逃れられないものかもしれません。
稚拙な文章であるのですけど、自分の曲りなりにも読書の記録なので、ちょっとだけ大切にしたいのです

もちろん、ブログにもスパムトラバ・スパムコメントがありますが、ひどくなれば、禁止にすればいいだけで、自分の管理が楽なので。

前に、違うBBSでアラシ記事の削除をしていたとき、あまりにもひどくて、前の記事がなくなってしまった・・というのがあったのです。
管理人さんがバックアップしてくれていたので、大事にはなりませんでしたけどね。

それにしても URLを山のように貼り付けることで、何がしかの収入でもあるのでしょうか。クリックする人は、殆どいないと思うのですが・・
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世界の日本人のジョーク集

早坂 隆 中央公論新社

初版の1月からもう11版してるので、大ヒットしてるのでしょう。書店の売り上げランクにもはいっていました。

著者は、ルーマニアでお仕事をしていた人で、そこからいろんなジョークを集めたのだそうです。

国によって、その国民をステレオタイプのように画一化してしまうのは、なんなんですけど、でも、ジョークとしてはおもしろいです。
短いジョークを紹介すると

”至難の業
それは、インド人を会議で黙らせ、日本人を喋らせることである”

こんな感じで、いろんな国の人をジョークにしている。この手のユーモアって日本人にはないよね
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2006年10月02日

暴れん坊本屋さん

暴れん坊本屋さん 久世番子 著 新書館

マンガです^^)漫画家の久世さんが、本屋でのバイトの話。
本屋は、私も旦那も、大好きワールドなんだけど、その裏側は修羅場のようです。・・・本屋での万引きって、今はひどいのね

古本屋でお金にするために、本をまとめて万引き。
罪の意識もまったくない。
そういうのは、たいてい若者で、”遊ぶ金ほしさ”。
ちなみに一方では、”老人が生活のためにスーパーで食料を万引きする”というのが増えているそうだ。

なんだかな〜〜
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2006年10月03日

Petshop of Horrors 3

Petshop of Horrors 3 秋乃茉莉 朝日ソノラマ

ちょっと不思議なペットショップをおとなむ、D伯爵が主人公。
今回は、鳥インフルエンザの話と、東南アジアからきて日本人に嫁いだ女性の話が、印象的でした。

鳥インフルエンザが発生したとき、工場のブロイラーは、まるで品物のようにビニール袋に”生きたまま”入れられ、土の中に埋められて殺される様子をニュースでながしてました。

すごくショックだった。”予防ワクチン”まで手がまわらないまでも、せめて、もうちょっと安楽死させられないものか。。。

このマンガの話では、D伯爵が
「日本生まれの、トキがウイルスの宿主だったらどうします?」と笑みを浮かべて話をしめます。
実際、普通の鳥は国境線も非常線もないものね
posted by kiyorin at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

天地のはざま

天地のはざま たつみや章 著 講談社

前から読んでいる、ポイシェマとワカヒコのシリーズ、第3弾目です(4巻完結)

ポイシェマの村と近くの海辺の村の純朴さばかりが、ストーリィで強調されて、アヤの国やヒメカの国の施政者の汚さ、残酷さ、身分制度の不自然さが浮き出てきます
「国を豊にさせよう、そのために権力を握ろう」と考えるホムタは、とんでもない事になります。

ホムタやアヤの国の皇子までいかなくても、現代人は似たような考え方をしているのかもしれません
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2006年10月16日

リアランの竜騎士と少年王

リアランの竜騎士と少年王  花衣沙久羅 著 コバルト文庫

最初、ファンタジーかと思って買ったのだけど、・・・・正しくは、歴史物のファンタジー(架空の国と出来事と、実際の歴史がまざっています)
・・・・BLちょっとはいってます^^;;

内容は、大雑把に言うと、
”主人公はいつものように、遅刻ギリギリで教室の戸をあけると、そこは異世界の海だった。その世界での冒険”


書くと、ホノボノとしてますけど、実際は、主人公はいろんな場面で、のたうちまわってます。自己嫌悪と戦い、つねに自分の道を模索してる。1巻目ではまだ、それほどでもないのですけど、5巻目ともなると、波乱すぎる運命にながされっぱなしになってます。

このシリーズは「次はどうなるの??」と読者をドキドキさせてその巻が終わるので、もう読み出すととまりません^^;;
花衣先生、・・頑張って書いてくださいませ
posted by kiyorin at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月18日

黄金の魔女の棲む森

黄金の魔女の棲む森  麻木未穂 著 徳間書店

Edge最優秀賞新人作品なんだそうです。
本の帯に 「とにかく面白いので読んでください」
とありましたが・・・ううん^^;;・・・
物語が頭でイメージわかないうちに、終わりました。

ちょっと、趣味があわなかった。登場人物に心を惹かれなかったのかも・・それでも最後まで読んだ(ナナメに)のは、”永遠の命とは””主人公が子供を欲しがる理由”の、謎解きを読むためでした。

物語の背景は、ちょっと複雑な時代。ローマ帝国が分裂し疫病がはやり、異民族が侵入してくる。
宗教的には、キリスト教が定着し、それまでの オリンポスの神や北欧の神々(大神オーディンなど)への信仰が、迫害されだした時

この物語は、永遠の命とか、死神を登場させなくても、そのまま、歴史小説でいったほうが、おもしろかったかもしれません。
ファンタジーと史的事実のかみ合いが、きっと難しいのね。
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2006年10月23日

記憶の中の風景

記憶の中の風景  高原 淳 写真集 クナウマウマガジン

北海道の風景を撮った写真集です。
写真集は好きなので、たまに買いますけど、この本は、紙の質が普通の写真集とちがって、ザラザラした普通の紙。

でてくる写真も、なにか紗がかかったような雰囲気になってます。
写真は、例えば、”摩周湖”や”阿寒湖”の観光絵ハガキのような有名な場面はないのですけど、
「あ、!これ、〜〜じゃないかな」と思いながら、パラパラと見てます。
(実際は、予想とはまったく別な所だったりしますが)
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2006年10月24日

なんて素敵にジャパネスク〜人妻編

なんて素敵にジャパネスク〜人妻編  山内直美 氷室冴子原作 白泉社

原作は、コバルトで読んでいるのでアラスジはいっていたきがするのだけど、だいぶ昔なので、忘れてました。
4巻目にはいって、やっと、疑惑の”師(そち)の宮”が、登場します。

師の宮の境遇や、振り返られない東宮の話、結婚や婚約の話、平安の貴族政治って、こんな感じだったのでしょう。
陰謀渦巻きすぎ〜

変人と作中でいわれている主人公の瑠璃姫は魅力的です。
あきひ(宮家の姫)もなかなかです。
今の時代なら二人とも普通の女性なのでしょうけどね。
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2006年11月04日

封縛師

封縛師  流 星香  B's LOG 文庫
現代の陰陽師のグループの話。
主人公・桃枝綱木と、隣の神社の巫女・美琴 だけは、普通だけど、もう、変わった性格の人物ばかり。
話はおもしろくて、コミカルで楽しいのだけど、次の本がでたら買うか?といわれると。。。ううm^^;気持ちは半々かな。

主人公を助ける(?)陰陽師・武庫川右京の性格が、ちょっとだけ、”痛い”。
人に憎まれ、肉体的に傷つけられた時にその力が絶好調になる。いわゆるそういう類の人に近いけど、それにしても何かに屈折してそんな性格になったようなので、ちょっと・・・・ね。もうちょっと、どこかに救い みたいのがあるといいのだけど
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2006年11月07日

花に降る千の翼

花に降る千の翼    月本ナシオ 著 ビーンズ文庫

第三回ビーンズ小説大賞優秀賞 を受けた作品なんだそうです。
南の国の皇女様の話。
主人公の女性が元気がいいのはいい。読んでいてスッキリします。

物語の舞台は、南のさんご礁の島。南の島が舞台とは、ちょっと私にしては、珍しい話を読みました^^)
さんご礁が海水温の上昇で死滅するくだりの場面は、現実の地球温暖化の話のようでした。小説の中では、火山の女神の怒りをかい、火山活動による海水温の上昇でしたが。

南の島では、実際問題、海水温の上昇により、南極の氷がとけ、海水面が上昇、水没の危機にさらされている島もあるそうなのだとか。

もっと、地球温暖化を切実に考えないと、と思いながら読みました。
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2006年11月09日

黄金の拍車〜エニシダの五月

黄金の拍車〜エニシダの五月  駒崎優 著 ホワイトハート文庫

リチャードとエドワードという英国騎士の冒険話シリーズ。今回で最終話で、とても淋しいです。
これは、二人の騎士がいろんな事件に巻きこまれたり、解決を依頼されたりして、成長していく話です。

魔法も超能力も出てこない、どちらかというと地味っぽい話ですけど、お気に入りでした。
架空の登場人物でも、これだけ読ませる作者の筆力はすごいものだと感心。

このシリーズは8年前に出版されてから、かかさず読んでいるのでます。
いわゆる”ハズレ”の話がないです。
恋愛に関する話題が全然でてこない、硬派の物語。
甘い話は苦手 ・・という人にも、おすすめです。


あとは、シリーズ番外編がでるようです

この作者の本は、後、キャットノベルで、「運命は剣を差し出す」が出てるのですけど、1巻目をゲットしそこなって、2,3巻目が、書棚でねむってます。今度、アマゾンで探すつもりなんですけど、在庫があるかどうか
posted by kiyorin at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月21日

春の来る鬼〜骨董店蜻蛉 随縁録

春の来る鬼〜骨董店蜻蛉 随縁録  日向真幸来 著 
Bs LOG文庫

骨董店の見習い、辻屋翔一郎の活躍しますが、骨董に関して、民俗学にかんして、本格的で、読んでいて迫力があります

鬼とはなんぞや・・というのは、私は前には、”大和朝廷に従わなかった豪族”という説を読んだことはありますが・・

登場人物は個性的で魅力のあるキャラがおおく、次回作も楽しみな一冊です。
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2006年11月25日

刻の王国

刻(とき)の王国  あすか 著 Bs LOG文庫

この文庫の創刊第二弾として刊行された本です。
時を司る神の魂を生まれ変わってもった高校生が主人公。

時間を扱った話は、タイムパラドックスになったりして、面倒じゃないかと思うのだけど、この話は、「時間をとめる」「時間を戻す場合は24時間まで」という機能制限を設定したので、わかりやすかったです。

これはきっと、シリーズ化するでしょう。そのために、主人公にかかわる人物(?)を身近な学校関係者や、ペットのネコに変身させたのでしょうから

命・生きる についての作者の考えが強く出ているし、とてもおもしろかったかな。
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2006年11月29日

花に降る千の翼〜碧翠の剣

花に降る千の翼〜碧翠の剣  月本ナシオ 著 ビーンズ文庫

シリーズ2作目です。前作の時は、まだ、作者も書きなれてなかったせいでしょうか。それとも、主人公の持つ定め(王族に」必要な能力がない)を強調しすぎたせいでしょうか、なにか重苦しい雰囲気もありました。
今回は、登場人物もそろい、楽しく読めました。
個人的には、”愛情を垂れ流すシーハン国王”がおもしろい^^)と思っています
posted by kiyorin at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月10日

運命は剣を差し出す

運命は剣を差し出す  駒崎 優 著  チャットノベルス(中央公論社

この先生の本は、大好きだったのですけど、なかなか1巻目が本屋でなくて、結局、アマゾンでゲットしました。
内容は、濡れ衣を着せられ追われている医者ヴァルベイドと、その医者に助けられた傭兵隊長ジア・シャリースの話から始まります。

傭兵が主人公ですから、前作の”黄金の滑車”より、ハードボイルドタッチです。魔法も超能力もなし。中世の時代劇といえばいいかな。まあ、架空の国の話のようですけど。これから2巻目を読むところです^^)
posted by kiyorin at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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