
心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 祈りの柩 (角川文庫) -
「心霊探偵 八雲 祈りの柩」 神永 学 著 角川文庫
八雲のもとに、あmた幽霊騒動が持ち込まれた。街の外れにある泉で、水面から這い出てくる
幽霊に遭遇して依頼、友人の女の子が謎の歌を歌い続けているというのだ。
一方後藤刑事は、警察関係者の孫が悪霊から殺人予告を受けているという案件の中、
ある人物と運命的な出会いを果たす。
それをきっかけに明らかになる封印された後藤の過去、そして教会で起こる密室殺人。
後藤の後藤の過去と事件の真相は、人々に何をもたらすのか。
(本の裏表紙 あらすじより)
***************************************************************************
おもしろかったです。^^)エンタメ小説ですね。
次、どうなんだろうと、かなりのスピードで読みました。
ここからは、ちょっとネタバレになりますので、未読のかたはご注意を。
おもしろかったのだけど・・・・やはり突っ込みどころもありでして^^::
まず、教会にある”聖櫃”ですが、大抵は小説ででてきたのより小さいはずです。
カトリック教会では、ご聖体といわれるパンを(小さく平べったく円形)おいておくのですが、
予備にとっておいたもの。ちなみに、私のいく教会では、はこの長さが、30cmもないです。
本筋にかかわることですが、いくらなんでも、”人を殺した記憶を失った”は、やりすぎのような・・
読んでいて、二重人格とかの人とか、でてくるかなとは、おもってたんですが。
それでも、八雲シリーズがおもしろいのは、キャラがいいからかな。
主人公の八雲も、かなりクセのある性格で、その奥底を人にみせないから、実際、こういう人が
いたら、孤立無援でしょうか。まあ、本人はきにしないでしょうけどね。
石井刑事は、残念ながら、刑事にむいていないような気がします^^;;
(TV「相棒」に出てくる陣海さんのようなかんじかな。
女性のほうは、前よりもずっとキャラ立ちしてきました。
真琴さんがなかなかいいです。

にほんブログ村