![ボーナス・トラック (創元推理文庫) [文庫] / 越谷 オサム (著); 東京創元社 (刊) ボーナス・トラック (創元推理文庫) [文庫] / 越谷 オサム (著); 東京創元社 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51x9dDxsYSL._SL160_.jpg)
「ボーナス・トラック」 越谷 オサム 著 創元推理文庫
草野哲也は、雨降る深夜の仕事からの帰り道、轢き逃げ事故を目撃する。
雨にさらされ、濡れた服のまま警察からの事情聴取を受けた草野は、
風邪をひき熱まで出てきた。事故で死んだ青年の姿が見えるなんて、かなりの重症だ…。
幽霊との凸凹コンビで、ひき逃げ犯を追う主人公の姿を、ユーモアたっぷりの筆致で描く、
第16回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞の著者デビュー作
*******************************************************************************
おもしろかった^^)哲也視点と、幽霊の亮太視点の一人称で、交互に話が
すすみます。生きている哲也のほうが、悲観的で亮太のほうが楽観的
哲也は、どちらかというと不器用なのね。
なんでも背負い込んでしまうタチ。ヘタレっぽいけど、最後は、ちゃんとキメる。
死んでる亮太に人工呼吸で必至になったり、仕事は雑務も引き受けたり。。
最後は、車をぐしゃぐしゃにしても、犯人を足止めした。
亮太は、自分の葬式に行くけれど、悲嘆にくれる家族を見ていられなくて、
すぐ、退散してきます。
家族の悲しむ顔は見たくないのでしょう。優しいのかな。
子供の幽霊が、亮太が、昇天させていくくだりは、とても感動した。
”隣のにーちゃん”的な亮太だけど、魅力的です。

にほんブログ村
【関連する記事】
私は「読書ログ」という読んだ本の管理やレビューを書くサイトの運営をしています。
ブログを拝見したのですが、ぜひ読書ログでもレビューを書いて頂けないかと思い、コメント致しました。
トップページ
http://www.dokusho-log.com/
こちらでメンバーたちのやり取りの雰囲気がご覧になれます。
http://www.dokusho-log.com/rc/
読書が好きな人同士、本の話題で盛り上がっています。
もしよろしければ遊びにきて頂ければと思います。
よろしくお願い致します。
当サイトを見ていただいたのですね、ありがとうございます。
ご都合のよろしい時にでも参加して頂けるととても嬉しく思います。
今後ともよろしくお願い致します。