2008年12月20日

金蘭の王国〜君とはじまりの約束を

金蘭の王国〜君とはじまりの約束を  薙野ゆいら  角川ビーンズ文庫

舞台は、古代のアジアのどこか。
泥をかきまわして日本を作った神話のように、この世界も二人の神が作ったことになっています。

沼のような海に浮かぶ勾玉の形の、北瑛島と南昌島。
その北瑛島の瑛国の王国の第三王子・冬セイ、婚約者の綺理、冬セイの従者・翔波、の3人が主人公。

北瑛島は、泥で出来た妖怪 淵妖にたびたび襲われ、3人はこの淵妖を退治するために北に向かいます。
北には 紅楓家という分裂した片割れの元、王家の勢力範囲。
で、紅楓家の当主に、捕まってしまいます。


太陰の陽と陰のような、乾と湿のふたつの対立と、創世神話。
ちょっと複雑です。世界観を飲み込むまで、時間がかかるかも。

後半は、テンポよく冒険もの。
真羅万象 ではなく、森羅万象^^;;・・まあ、ファンタジーだからいいけど。
で、その名前からとった真羅という淵妖が、謎をとく鍵になりました

登場人物達の会話が、皮肉が利いていておもしろい
朔秋が、「自分の呼称から殿下をとった」怒り、綺理が、「怒るところは、そこかい」とつっこみをいれる

重い部分もあったけど、よんでいて「プッww」と笑える楽しい話でした

posted by kiyorin at 14:57| Comment(0) | 薙野ゆいら   | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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