2014年06月18日

カンタ

カンタ (文春文庫) -
カンタ (文春文庫) -
「カンタ」   石田 衣良 著   文春文庫
下町の団地で育った発達障害のカンタと秀才・耀司には父親がいなかった。
多感な十代にバブル期を駆け抜けた彼らは携帯ゲーム会社「ロケットパーク」を設立し、
一躍時代の寵児となる。株式上場を機に、いよいよ日本一のゲームメイカー買収に乗りだすのだが…。
友を守るために命をかけた、失われた世代の物語

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まんま、ライブドアの一連の話しが、後半をしめます。

”女と金は親の仇、はやく仇にめぐりあいたい” ってとこか。。
耀司にとっては、あの傷害事件で民事で逆に訴えられると思ってもみなかったことでしょう。
その結果も無残なもんです。これは、「お金がなければ、大事な人も守れない」となってしまうでしょう。
こういう時に、持ち出しになっても、彼ら二人を保護する弁護士がいないところが、シビア。
この事例って、法の盲点じゃないかと思う。
、強盗をグループで計画するようなヤツは、
それらしくコソコソしてればいいのに・・・バカ親に都合のいいように話して、あんな民事ざたに
なったのね、

耀司が、会社を立ち上げ、いつも白いTシャツを着てる あたりから、鈍い私でも、誰がモデルか
わかりました。確か、あの事件では、死者もでたはず。。。。
まあでも、石田先生の書く小説だから、ハッピーエンドだろうと、思ってましたが。

さて、この文庫には、ホリエモン本人の解説つき。
どうしたら、上手くいったか、の アドバイスつきw
posted by kiyorin at 23:26| Comment(0) | 石田衣良 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月06日

家元探偵マスノくん

(P[さ]5-1)家元探偵マスノくん (ポプラ文庫ピュアフル) -
(P[さ]5-1)家元探偵マスノくん (ポプラ文庫ピュアフル) -
「家元探偵 マスノ君)
友達作りに乗り遅れたチナツは、なりゆきで孤高の変人ばかりが集う「ぼっち部」へ入部することに。
メンバーは、次期華道家元で探偵趣味のあるメガネ男子マスノくん、女優志望の西園寺さん、
自称・魔剣の現身の田尻くん、ネット越しでしか会話をしない正体不明のスカイプさん
。そんな超個性派集団のもとに、次々と事件が舞い込んで―。
NGワードは「一致団結」「和気あいあい」。孤独と謎を愛する人に贈る青春学園ミステリー
(「BOOK」データベースより)
********************************************************************************
チナツの報告書めいた文章で、7章でなってます。

ゆったりとした進行で、私もゆっくり読みました。
マスノくんが、なかなか^^)植物に詳しく、そこから謎をといていくあたりも、私にはツボ。
個性豊かすぎるボッチ部ですが、こういう部もいいな。
群れて楽しく過ごすのが好きな人もいば、一人で過ごしたい人もいるのかも。
ただ、学校内では、一人で過ごすことは、結構な精神力と、居心地の悪さに耐えねばなりません。
そんな時のボッチ部・・・これも一つの仲間といえば仲間。チナツが危険な場所に出かけたことを
しって、あわてて追いかけていったのだから。

要するに、仲間としての縛りと協調性が、どこまでかってところなのだろう

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数日前、目のトラブルで、本が読めない状態でした。やっとなんとかなったけど、
結局、老眼鏡の度数の高いにしました トホホ・・・
posted by kiyorin at 00:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月01日

5月の読書のまとめ

2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1531ページ
ナイス数:105ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/31357/matome?invite_id=31357

■青天の霹靂 (幻冬舎文庫)
泣けませんでしたが、いいお話でした^^)現代のメルヘン?ちょっと軽い感じがしましたが。
映画になるそうですが、多分、原作をこえていい話になる感じがします。この本はその下書きのような。・・
読了日:5月1日 著者:劇団ひとり
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/37611514

■幸せな嘘 (小学館文庫)
う〜〜ん。おもしろかったけど、三流韓国ドラマ?ベタだけど。続きがきになってるうちに
、読了した。仕事のすっぽかしは、あれはよくない。自己嫌悪するなら謝罪しろ!ってとこで。。
読了日:5月3日 著者:きむらゆういち
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/37671775

■星の羅針盤 (サラファーンの星)
確かにおもしろかった^^)けど、波乱万丈の事件をスルーや過去語りにして、平和生活の
描写ばかりで、もったいないような・・・しかも、物語の本筋にまだ入ってないし^^;;;
長い物語の2巻目を読んだ感じです
読了日:5月7日 著者:遠藤文子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/37813606

■階段途中のビッグ・ノイズ (幻冬舎文庫)
「青春物を読んだ!!」というまさに、王道の話し運びでした。で、とてももしろかった^^)
主人公達が、それぞれ、すこしづつ成長していくのがいい。あと、歌詞の英語を崩したんだろう、
ひらがなの歌詞に爆笑。この部分を英語で書くと、”高校生の軽音楽部”という雰囲気が
なくなってしまってたかもね
読了日:5月15日 著者:越谷オサム
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38008910

■書店ガール 3 (PHP文芸文庫)
今回は、理子は新しく傘下に入った書店のリニューアル、亜紀は経済書などのフロアで奮闘します。
もちろん、書店ならではの話しも満載ですが、仕事上で悩む よくある問題に二人が取り組みます。
亜紀は、畑違いの経済書などのフロアで、よくわからず苦戦します。自分の不得意な分野に
異動になることは、よくありそうなことです。理子は、外様の上司である自分をなんとか
馴染ませようと苦心。そこから、3.11後の 自分達のあり方を模索することに。
期待通りおもしろかった。是非、続いて欲しいシリーズです
読了日:5月20日 著者:碧野圭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38164097


▼読書メーター
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5月のおすすめは、「階段途中のビッグノイズ」 
青春ものの王道ですし、ハッピーエンド。気楽に楽しく読めます^^)
posted by kiyorin at 23:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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