
カンタ (文春文庫) -
「カンタ」 石田 衣良 著 文春文庫
下町の団地で育った発達障害のカンタと秀才・耀司には父親がいなかった。
多感な十代にバブル期を駆け抜けた彼らは携帯ゲーム会社「ロケットパーク」を設立し、
一躍時代の寵児となる。株式上場を機に、いよいよ日本一のゲームメイカー買収に乗りだすのだが…。
友を守るために命をかけた、失われた世代の物語
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まんま、ライブドアの一連の話しが、後半をしめます。
”女と金は親の仇、はやく仇にめぐりあいたい” ってとこか。。
耀司にとっては、あの傷害事件で民事で逆に訴えられると思ってもみなかったことでしょう。
その結果も無残なもんです。これは、「お金がなければ、大事な人も守れない」となってしまうでしょう。
こういう時に、持ち出しになっても、彼ら二人を保護する弁護士がいないところが、シビア。
この事例って、法の盲点じゃないかと思う。
、強盗をグループで計画するようなヤツは、
それらしくコソコソしてればいいのに・・・バカ親に都合のいいように話して、あんな民事ざたに
なったのね、
耀司が、会社を立ち上げ、いつも白いTシャツを着てる あたりから、鈍い私でも、誰がモデルか
わかりました。確か、あの事件では、死者もでたはず。。。。
まあでも、石田先生の書く小説だから、ハッピーエンドだろうと、思ってましたが。
さて、この文庫には、ホリエモン本人の解説つき。
どうしたら、上手くいったか、の アドバイスつきw