![階段途中のビッグ・ノイズ (幻冬舎文庫) [文庫] / 越谷 オサム (著); 幻冬舎 (刊) 階段途中のビッグ・ノイズ (幻冬舎文庫) [文庫] / 越谷 オサム (著); 幻冬舎 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/516VOdaju5L._SL160_.jpg)
「階段途中のビッグ・ノイズ」 越谷 オサム 著 幻冬舎文庫
軽音楽部の廃部を取り消せ!優柔不断が玉にキズの神山啓人は、猪突猛進型幽霊部員の九十九伸太郎に
引きずられて行動を開始する。目指すは文化祭での一発ドカン!!のはずが…。
周囲の冷たい視線、不協和音ばかりの仲間達、頼りにならない顧問。そこに太ももが眩しい同級生への
恋心も加わって―。啓人達は見事にロックンロールできるのか
(「BOOK」データベースより)
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おもしろかった^^)の一言かな。予定調和というか、安心して読めます。
物語も後半をすぎたあたりから、残ページの厚さをみて、まだ一波乱あるなとは、思ったけど、
お約束どおりのカトセンでしたwwww
学校内での登場人物も、役割があって、悪役ぽい森先生、守ってくれる校長先生、モーレツ部活の
中原顧問、なぞ〜なカトゼン。に主人公らが憧れるマドンナ、やっかむ同級生。
お決まりなんだけど、そこがいい。
レビューで、「校長が都合よすぎる。結局、大人に守ってもらえるから出来た」
という趣旨の話しもでてました。
もし、校長が厳しくて 守ってもらえなかったら・・・例えば、最初の決定を覆さなかったら・・
たとえ一人でもまじめに部活動をしてた生徒がいるのだから、他の教諭から軽音部を擁護する
発言があったと思います。
まあただ、高校生までは、大人に守られた生活を子供たちはしているという 大原則がある。
なにせ未成年だし、確かに厳しい先生もいるけど、社会の厳しさにくらべたら 揺り篭です。
制限はあるけど、ある面フリーな時間をもっている高校生達が、目一杯自分の好きな事に
没頭できるのは、素晴らしいことと思いました

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