![給食のおにいさん 進級 (幻冬舎文庫) [文庫] / 遠藤 彩見 (著); 幻冬舎 (刊) 給食のおにいさん 進級 (幻冬舎文庫) [文庫] / 遠藤 彩見 (著); 幻冬舎 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51NBtSBGN8L._SL160_.jpg)
「給食のおにいさん 進級」 遠藤 彩見 著 幻冬舎文庫
「味より栄養」という制約だらけの給食作りに反発しながらも、やりがいを感じ始めた
元一流シェフの宗。そんな時、学校で生徒の居眠りや優等生の登校拒否が問題に。
給食で彼らを助けたい!と奮闘する宗に、なぜか栄養士の毛利は「君は給食のお兄さんに向いてない」
と冷たく言うが…。「おかわり」の声に応えて、人気作が待望のシリーズ化!
(「BOOK」データベースより)
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2冊目も、おもしろかった^^)「給食のおにいさん」
今回も、さまざまな問題にあたりながらも、なんとか学校という閉鎖社会で、主人公、頑張ってます。
いろんな問題行動も子供、親がでてきます。
パステルママの、”食べ残しのパンに画をかいてもそれが個性””楽しいから給食中立って歩く”
には、びっくりです。子供の食育以前に、親の再教育が必要かも。
笑っちゃたのは、おかわり騒動の話。私は給食=マズイ!! の印象しかないけど、今の給食は
きっとおいしいのね。おかわりでもめるほど、このクラスは給食を楽しみにしてる、これはすごい。
ただ、イジメの問題は、まだまだ、本当に収まったとはいえないとこが、この問題の難しい所。
こういう苛め方をするんだと、びっくり。
登場人物の過去がチラチラ出てきました。
毛利先生は、あの無駄に明るい所から考えられないくらい、ネグレクトされた子供時代でした。
妹尾さんも、家庭的に今受難の時期。頑張ってきりぬけてほしい。
毛利さんに 「給食にむてない」といわれた主人公ですが、私はそうは思いません。
むしろ、いろんな個性をもった職員だからこそ、上手くいってる面があると思います。
団体を中心に考えながらも、個人に向けた献立も考える 。それで いいと思いますが・・

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シリーズ化というけど、シェフの道を行こうとすれば、後、一冊くらで終わりそうだけど^^;;
どうするんだろう