2013年12月21日

よろず占い処 陰陽屋は、混線中

(P[あ]4-7)よろず占い処 陰陽屋は混線中 (ポプラ文庫ピュアフル) [文庫] / 天野 頌子 (著); ポプラ社 (刊)
「よろず占い処 陰陽屋は混線中」  天野 頌子   ポプラ文庫
夜行性ゆえに授業中寝ずにはいられない妖狐高校生・沢崎瞬太は、王子稲荷のご加護の
おかげか、なんとか無事二年生に進級。先輩になった瞬太にふりかかる数々の恋の疑惑!?
一方、イケメン毒舌陰陽師・安倍祥明がいるバイト先「陰陽屋」にも次々と相談ごとが。
大事な柔道の試合の前に必ず体調を崩す少年は誰かに呪われているのか?
青白い顔で過剰勤務を続ける青年に取り憑いているものは…?
ドラマ化もされて絶好調、ほのぼの大人気シリーズ第六弾!
(「BOOK」データベースより)
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4話からなる、連作短編。
今回は、まさに混戦中。誤解が誤解と誤報をうんで・・ついでに違う事件もおきて。
授業中、ほとんど寝てる瞬太は、あいかわらず。委員長の面倒見のよさもあいかわらず。
でも、外部からみると・WWWW

格別に爆笑するところも、号泣するところもないですけど、タンタンとすぎていく
ホンワカムードがいいかな

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ちょうど昨日「おおかみ子供の雨と雪」を見ました。
キツネ君の話しと比べ 私は、「おおかみ・・」のほうは、可哀想すぎでパスかな。。
posted by kiyorin at 23:33| Comment(0) | 天野頌子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月19日

吹部 ! すいぶ

吹部! [単行本] / 赤澤竜也 (著); 飛鳥新社 (刊)
「吹部! すいぶ」  赤澤竜也  著  飛鳥新社
全国コンクール金賞という無茶な目標をぶち上げた弱小吹奏楽部を舞台にした、
笑って泣ける青春小説! トランペットをピンにしてボーリングをするような、
崩壊寸前のダメダメ弱小吹奏楽部にやってきた正体不明の顧問、ミタセン。
その奇人変人っぷりに振り回されながらも、全国コンクールで金賞! という大それた目標に
向けて、なぜだかメキメキ腕を上げはじめる部員たち。
もしかしてわたしたち、全国行けんじゃね!?
(amazonの内容紹介より)
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AKB48のぱるるさん、イチオシの本です。

新しく顧問になったミタセン(三田村)は、すごい奇人変人の部類。
音楽にしか興味がないし、生徒のことも 音楽以外は考えてないみたい。

このミタセンを反面教師というか、生徒がガタガタしながらも、大人になっていく話しです。
このミタセンは、教師になった理由を、正直に話したけど、実は、
”・・・・で食べていけないので、生活していくために教師になった。教職には興味ない”
なんて、教師、実際 いるかもしれません。

このミタセンの個性が強すぎて(しかも笑える)、主人公の二人が少しだけかすんだきがします。

吹奏楽は、えてして、指導者が優れていて、急に吹奏楽が強くなる って事があります。
で、一度、名前が売れると、吹奏楽経験者が入って、より強くなる。

ただ、私的には、弱小吹奏楽部が楽しく活動するのも、悪くないと思ってます。
大規模な合奏やマーチングは無理でも、アンサンブルもまた楽しいと思うので^^)

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posted by kiyorin at 01:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月07日

初恋ソムリエ

初恋ソムリエ (角川文庫) [文庫] / 初野 晴 (著); 角川書店(角川グループパブリッシング) (刊)
「初恋ソムリエ」   初野 晴 著  角川文庫
廃部寸前の弱小吹奏楽部を立て直し、普門館を目指す高校2年生の穂村チカと上条ハルタ。
吹奏楽経験者たちに起きた謎を解決し入部させることに成功していた2人だったが、
音楽エリートの芹澤直子には断られ続けていた。ある時、芹澤の伯母が高校にやって来た。
「初恋研究会」なる部に招待されたのだという。やがて伯母の初恋に秘められた、
40年前のある事件が浮かび上がり…(表題作より)。
『退出ゲーム』に続く“ハルチカ”シリーズ第2弾。
(「BOOK」データベースより)
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短編、4つからなる話、主人公(チカとハル)2年生、春の話し。
吹奏楽部は、コンクールにでるために、引き続き 部員大募集中

「スプリングラフィ」・・・・校内で、それぞれ練習に励むチカたちの話。
クラリネットの部員が、入りそう^^)

「周波数は77.4MHz」・・・地元のFMの不思議な人生相談の話しから、その放送局
の謎まで。この話しが一番、好きだったかな。DJが、デンジャラス・ジジィの略とはwww

「アルモデウスの視線」・・・・草壁先生が過労で倒れた。原因は藤が咲き高校の吹奏楽部に
応援にいき、編曲も手がけるというハードスケジュールから。
そのもとの原因になった、ゴリラ吹奏楽部顧問の 不可解な謹慎と謎にチカたちが挑戦

「初恋ソムリエ」・・・・初恋を その時の香りで その気分を再現させようとする
初恋研究部部長と、芹沢さんの伯母さんの昔の恋の話し。
メルヘンチックに例えてありましたが、ある年代以上の人は、すぐにピンっとくるかも。
それにしても、復讐・報復とはいえ、もろとも倒れるとわかっていながらの行動。
ベンジャントは、身内を亡くしたのかも

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posted by kiyorin at 00:31| Comment(0) | 初野 晴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月03日

退出ゲーム

退出ゲーム (角川文庫) [文庫] / 初野 晴 (著); 角川書店 (刊)
「退出ゲーム」  初野 晴  著  角川文庫
「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない」―穂村チカ、廃部寸前の弱小吹奏楽部の
フルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみのホルン奏者。音楽教師・草壁先生の指導のもと、
吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見る2人に、難題がふりかかる。化学部から盗まれた劇薬の行方、
六面全部が白いルービックキューブの謎、演劇部との即興劇対決…。2人の推理が冴える、
青春ミステリの決定版、“ハルチカ”シリーズ第1弾。
  (「BOOK」データベースより)
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「千年ジュリエット」がおもしろかったので、シリーズ最初の話を読んでみました。
4つの連作短編からなる物語。チカ・ハルタは、一年生です。
時は、文化祭前のあわただしい時期

「結晶泥棒」・・・・うん、スズメ といってもね、そっちのスズメねww
確かに、鳥よりは、生物部らしいか

「クロスキューブ」・・オーボエ奏者の成島さんは、弟の死に立ち会えなかった(両親も)
事に、深く傷つき両親を責めながら、自分も責めてる、ちょっと袋小路にはいったような現状です
そんな時に、ハルタが成島さんの弟の作った”白いルービックキューブの謎”をとき、
彼女を袋小路から、ひっぱりあげました。
子供かわいそう物語に弱い私は、涙が出てきました

「退出ゲーム」・・・本の標題になった話、ひょんな事から、演劇部と吹奏楽部で即興劇対決を
することになりました。”正当な理由ではやく劇から退出した人が勝ち”というゲーム
やりとりがおもしろいです。

「エレファント・ブレス」・・・正直、途中までは退屈だった。おもしろくなったのは、後藤
さんの祖父が出てきてから。。。私はなにも気付きませんでしたが、ハルタたちのミスリードに
私もひっかかったみたいですwww
後でネットで調べてみると、ベトナム戦争当時、外国の留学生にアメリカへの永住権とひきかえに
兵役を受ける人もいたそうです。戦争はやはり悲惨です。。。

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一言、つっこませてもらうなら、吹奏楽部(吹奏楽局ともいいます)は、運動部なみの厳しさが
必要です(コンクールをめざすならね)

おもしろいと思ったのに、なぜ最初からシリーズを追わなかったのか忘れて、
調べてみると、「空想オルガン」について、透析についてほぼ間違っている記述があったからです。
まあ、透析は、健康な人も、病をもった人でも、実際、あまりしられていないのかもしれません
posted by kiyorin at 00:25| Comment(0) | 初野 晴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月01日

11月の読書のまとめ

2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:4306ページ
ナイス数:157ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/31357/matome?invite_id=31357

■西の末裔 目覚めよ、宿命を継ぐ者 (角川ビーンズ文庫)
「西遊記」のファンタジーバージョン。しかし・・山のようなキョンシー。 もうダメって
いうところで、必殺技がでましたw黒麒の意味深な言葉で次に続く。。。
ううm^^;気になる。キョンシーがゾンビのようですが、あまりエグイ表現がないので
、ホラー苦手な人でもOKです
読了日:11月1日 著者:村田栞
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33063656

■封殺鬼 数え唄うたうもの (ルルル文庫)
現代版シリーズ、読めてうれしい^^)あっというまに読了。ホラーの部分はまじ怖いけど、
コミカルな部分、世話好き貧乏体質三吾 VS 陰険竜彦   二人の漫才(??)は、
おもわず吹いてしまったw 三吾と佐穂子が好きなキャラなので、現代版、続けてほしい
読了日:11月4日 著者:霜島ケイ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33117905

■あの日にかえりたい (実業之日本社文庫)
表題作の「あの日にかえりたい」がと「夜あるく」が、よかったです。
「夜あるく」は、雪と白木蓮がでてきて情景が目に浮かぶようで、美しい話でした
読了日:11月8日 著者:乾ルカ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33210936

■(P[ん]1-17)猫とわたしの七日間 (ポプラ文庫ピュアフル)
猫がでてくる、ファンタジーとメルヘン、ちょっぴりミステリー。
「まねき猫狂想曲」のマネコが好きです。「ひだりてさん」は、おもいっきりメルヘン。
どってことない話のようで、心ひかれました
読了日:11月12日 著者:秋山浩司・大山淳子・小松エメル,水生大海・村山早紀・若竹七海
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33318602

■まほろ駅前狂騒曲
”飛んで火に油をそそぐ行天”www、噴出すところ満載。でも
、二人のかかえる心理的葛藤は重く、それが、少し解決したような。。。
シリーズは、これで終わりのような。。。子育て経験のない男の便利やに
、就学前の子供をまかせる母親ってのも、ちょっと信じられないけど、
この母親もマイペーズで変人だからな・・・ありなか。
読了日:11月13日 著者:三浦しをん
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33333445

■メグル (創元推理文庫)
「ヒカレル」を読んで、「え?そういうふうに話が進む?」と面食らいましたww
ヒカレルより、「アタエル」のほうが、不気味でした。長年の恨みは、虐待につながると
冷酷なものになるのね。。 「タベル」が好きです。心がホッコリしました
読了日:11月16日 著者:乾ルカ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33397692

■冬虫夏草
ゴローを探して、鈴鹿山地を旅する征四郎。最後は、どうってことない文章だけど、
グっときます。また、読み直します。 今度は、通った場所を簡単な地図にしてみたい。
まだ本の中の山で迷子になってる気分です。。^^;;
読了日:11月18日 著者:梨木香歩
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33449131

■光 (集英社文庫)
題名に反して、この物語は、精神的に弱ってる時、災害にあわれ、
津波のトラウマが生々しい人には、おすすめはできないです。大震災前に書かれたものなのに、
本当に生生しい。輔が可哀想なだけで終わりだけど、彼は、半分予想していた。
それでも信之と関っていたかったのだな・・・愛かも
読了日:11月20日 著者:三浦しをん
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33494548

■カブキブ! 1 (角川文庫)
カブキに興味がなくても、全然OK^^)登場人物が個性的で好感がもてます。
主人公のクロは、可愛いw 一生懸命さに拍手です。
読了日:11月23日 著者:榎田ユウリ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33556907

■上流階級 富久丸(ふくまる)百貨店外商部
いやみっぽいとこあるけど、枡家君が好きです。純情派というか、主人公の静雄より、
女の子かもwww。本の中でいろんなブランド名が出てきますが、聞いたこともないものも
多かった^^;;タイのストライプ柄の話は、さっそく、旦那に話した。もちろん、
旦那もストライプの話は知りませんでしたww
読了日:11月25日 著者:高殿円
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33611641

■地のはてから(上) (講談社文庫)
イワウベツって、岩尾別かな?^^;;。斜里町ウトロから、さらに山を登った先の谷間に、
岩尾別温泉があり山荘がありますが・・それだけです。 後は一面、クマザサで、
だいたい農地にするには面積も狭い。現在でもウトロから先は、定住している農家は、いません。
ここまで開拓に入ってたとは、驚きです。(開拓時の家が廃屋として若干のこってます)
読了日:11月27日 著者:乃南アサ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33657537

■地のはてから(下) (講談社文庫)
上下一気読みです^^;;トワの夫・松太郎さんは、戦争で心を病んだのかもしれませんね。
恐怖をやわらげるため、大麻を北海道で推奨して植えていたそうです。
そういうのにも侵されたのか。天災や不景気でいろいろ不幸は起こるけど、戦争は、桁違いに不幸・・
読了日:11月27日 著者:乃南アサ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33657628

■千年ジュリエット (角川文庫)
甲田君、ナイスですww
”前世があるとすれば、窮地をともに乗り越えた仲間だったような気がする” おしい!!
正しくは、”現世でトモの父親と一緒に甲田君は、窮地を乗り越えた”ですねww
読了日:11月30日 著者:初野晴
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33721990


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11月の読んだ本は、どれもおもしろかったです。おすすめは、「地の果てから」と
「千年ジュリエット」です。
posted by kiyorin at 01:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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