2012年02月01日

白い月の丘で

白い月の丘で (カドカワ銀のさじシリーズ) [単行本] / 濱野 京子 (著); 丹地 陽子 (イラスト); 角川書店(角川グループパブリッシング) (刊)

「白い月の丘で」  濱野 京子  著 カドアクァ銀のさじシリーズ

ハジュンは、強国・アインスに滅ぼされたトール国の王子。
ひそかにシーハン公国に脱出し、過去を捨てて成長したが、10年ぶりに故国に帰ってくる。
アインスに虐げられ、音楽まで禁じられたトールの現状に、穏やかでいられないハジュンだが
 美しく成長した幼馴染で笛の名手のマーリィと、心通わせていく。
しかし、マーリィの元に足げしく通ってくる謎の青年・カリオルが、
実は、仇であるアインス王子としって・・・?

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この銀のさじシリーズは、ジュニア向けの小説をだすレーベルですが、おもしろい物語も
多いです。(難点は手に入りづらいのと、なかなか新刊がでないことかな)

さて、「白い月の丘で」は、作者さんの前作「碧空の果てに」という物語の世界を
舞台にしています。前作を読まなくても、独立した話なので、十分わかりました。

つっこみどころは、いろいろあるのですが、まあ、少女小説として おもしろかった
前半は、マーリィとハジュンとカリオルの丘での話しが多く、
ハジュンが国を再興するのは、物語の後半部分で、かなり駆け足のようでした。

抵抗組織を作るのには、それなりの時間と準備が必要だけど、ハジュンは、いとも簡単に
組織運動や開墾などをして、兵士を育成します(時間が短すぎるきがする)

一方、アインスのほうは、10年たつ統治とはいえ、”歌舞音曲を禁じる”というのは、
いかにも 地元民の反感を買うかな。
武人が貴族のようになり、勢力争いをはじめたころから、タガがゆるんでいる。
偲びとはいえ、かりにも跡取りの王子が、護衛もなしに山奥のマーリィのところにやってくる
トールの王子は死んだという公式発表を 疑わなかった。
もし、ハジュンが野心まんまんできたなら、カリオルを人質にとるか、または、傀儡にして
トールを復活させるか、なんでも出来そうww

敵失で買ったようなものだけど、その気になれば、アインスの内紛をもっと煽るくらいは、
政治ものでは、普通にあるかな

まあ、ジュニアむけだし、あまりドロドロ政治劇がふさわしくないと 思ったのかも

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2012年01月31日

勇者召喚 条件その3 世界を救えること

勇者召喚ッ!! 条件その3・世界を救えること (ビーズログ文庫) [文庫] / 志麻友紀 (著); めろ (イラスト); エンターブレイン (刊)

「勇者召喚 条件その3 世界を救えること」  志麻友紀 著  ビーズログ文庫

魔界にいるはずの魔王・カマルが、空から落ちてきた!
アルドは彼を連れ帰り(一緒に寝て)休ませていたのだが、目を覚ましたカルマから聞かされた
のは、衝撃的な話・・・「バルガンは人間界で生きている」 だった
同じ頃、リンネのトナリ安置では、新たな指導者が誕生して・・・?
再び、勇者となったアルドと魔王・カマルの友情は、ついに世界を救うのか?
ちょっと変わった召喚友情ストーリー

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一作目を読んでから、しばらくして、2,3作目を続けてよみました。

作者は、BLっぽくしたいのだろうけど、このくらいでは、”強い友情で結ばれた関係”しか
印象に残らないかな。

リンネの町の人々の 疑いっぷりや、市長などのお偉方がコッソリ脱出するあたり。
人間のほうが、心は魔物ってとこで、おもしろかった。

ロンは、微妙な位置にいたけど、結局、彼も大きく成長しました。
急に大人になったというか。

魔界は、青空を最後に得るのですが、それは、バルガンのおかげともいえなくもないので、
悪役だけど、ちょっとだけ可哀相だったきがするか

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2012年01月30日

共喰い

共喰い [単行本] / 田中 慎弥 (著); 集英社 (刊)

「共喰い 」  田中 慎弥  著   集英社

川辺の町で起こる、逃げ場のない血と性の濃密な物語を描いた表題作・共喰い と、
死に行くものとそだって行くものが織り成す太古からの日々の営みを
丁寧に描いた・第三紀層の魚を収録

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第146回芥川賞受賞作が、「共喰い」です。
この作家の受賞時のインタビューや、その後の他の局の単独インタビューを 見ました。
受賞時のときは、「やらかしたな〜〜」くらいに思ってましたが、やはり、私の目には
この作家さんは、非常に人見知りで大勢の人の前で話すどころか、その場にいるのも苦手
なくらい、シャイな人のようです。
携帯やPCのたぐいはもっておらず、就職もしたことがなく、「ひたすら書く」毎日
だったようで、まるで身をきるように、小説を作り上げてるのでしょう

「共喰い」・・父親は 夜の営みの時に女性に暴力を加えることに、喜びを感じる
簡単にいうと、変態さんだな。
母親は、そんな父親に嫌気がさして離婚するけど、主人公の遠馬は、連れて行かなかった。
そんな母親に、「お前はあの男に似すぎている、目がそっくり」とか
「お前の弟か妹になる子は、おなかの中からかき出した。(中絶した)」といわれている。
随分な 言葉である。
遠馬の高校生活はあまり描かれていない。
勉強は嫌いとはあったけど、例えば、スポーツがすきとか、繁華街をふらつくのが好きとか
そのいうのがなく、あまった時間に考えることは、「千種にあって やりたい」だけ
まあ、高校生だしね。。
父親には、他者にたいする愛がない。ひたすら”自分が気持ちよくなることと、自分の子供
が増えること 育つ事”のみ集中してる。
愛がないのは、遠馬もにたりよったりか。千種には少しかは、愛情はあるかな
(最後で必至になってるし)
父親が 川に落ちたけど 海なで流されずに、川の底の泥にうまるゴミのように、橋げたに
ひっかかったというのが、らしい最後か

読んでいて、わからなかった。この物語の主題もそうだけど、貧しい地域とはいえ、
どうして、こんな閉塞感があるのか。どうすればよかったのか?
救いがないかんじがする。

「第三層紀の魚」・・これは、読みやすかった^^;;主人公の信太と、寝たきりの曽祖父
祖母、実母の3人の家族のささやかな話です。
主人公は、曽祖父のために魚をつったり(趣味でもある)、オムツをとりかえたり、
話につきあったり。愛情あふれんばかり ではないけど、ごく自然な行動が癒しになった
曽祖父は死んでしまうのだが、主人公は 泣くことが出来なかった。
あまりにも、生活が変わっていくので、ついていけなかった。
いつもの釣りをしたときに、季節はずなのに、大物の魚がかかったとき
やっと号泣する。この魚を見せに行く曽祖父がもういないからか、チヌがやっぱり取れなかった
からか。

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2012年01月27日

永遠をさがしに

永遠をさがしに [単行本] / 原田 マハ (著); 河出書房新社 (刊)

「永遠をさがしに」 原田 マハ 著 河出書房新社

世界的な指揮者の父が海外赴任となり、ひとり日本に残った女子高生、和音。
そこへ突然新しい母がやってきた。型破りの彼女には秘めた過去があり 。
母と娘、音楽。女性たちの再生物語。
(amazon紹介文より)
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意外な展開になったりで、ちょっと驚きのあった、物語でした

 父親は世界を飛び回る指揮者、母親は元オケのチェロ奏者、娘の和音は、小さい時から
チェロの特訓を母から受けていました

父親は不在がち、母親は娘のチェロの教育に没頭していきます。
読んでいくと、母親娘 VS 不在の父親の図式なんだけど、夫婦の間が上手くいかなくなって、
離婚の時には母親は、娘を父親の元において出て行きます。

なぜ、母親が連れて行かないのか?

これが不思議。その後にボストンに転勤になる父親についていかない娘を、一人で自宅に残し、
家政婦さんや事務所スタッフに面倒をみてもらうことに。
これも、未成年を一人にしていく(泊まりで継続的に面倒みてくれる人はいない)父親の感覚も
おかしい。(やっぱり指揮者で天才だからww?)

継母になる女性・真由美になんの紹介もなく、外国に仕事にいく父親もへんだけど、この真弓も
型破りといえば 型破りかな。
身の上話で、チェロ奏者でオケの団員だったこがわかるけど、
なぜチェロをやめたのか?

この二つの疑問は、まったく ごもっともな理由でした。。が

実の母親については、 すごくわかるけどな・・
自分が病気になって 娘の負担になるから 家を出て行く・・それが 家族のありかたかなと
疑問にもちつつも、
母親ならこういう行動をとるかなとも。


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2012年01月26日

戦う王女と迷える騎士〜神とある国の物語〜

戦う王女と迷える騎士 〜神とある国の物語〜 (ビーズログ文庫) [文庫] / 剛しいら (著); 佐倉汐 (イラスト); エンターブレイン (刊)

「戦う王女と迷える騎士〜神とある国の物語〜」  剛 しいら 著  ビーズログ文庫

神の眠る国の争乱から20年後・・。
平和なゴシュラム王国に広まっていたのは、仮面の黒騎士の噂。
その正体を確かめようと夜の街道を探索中だったミーナ姫は、盗賊に襲われ負傷してしまう。
そこに現れたのは巨大な狼。彼はウラルと名乗る神様だった。
不思議な力で男性に変えてもらい、黒騎士に弟子入りしたミーナだが、
黒騎士にはとある狙いがあり・・・。
新ヒロイックシリーズ開幕。

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20年後の話が読めるとは、思わなかった^^)
好きなシリーズなので、うれしい。

母親のシーナ姫が、命からがら逃げてきたのとは対照的に、ミーナは完全にお嬢様育ち。
びっくりするほど、無知です。(井戸で水を汲むのをしらなかったりとか)
大事大事に育てられたんでしょうね(特に父親からとかww)

今回は、ウラル神はそうそう大活躍はしないかもしれない
黒騎士の出身国・シェルランドのゴタゴタを解決する話になっていくのかな。

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posted by kiyorin at 01:26| Comment(0) | 剛 しいら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月25日

チャンネル ファンタズモ

チャンネルファンタズモ (角川文庫) [文庫] / 加藤 実秋 (著); 角川書店(角川グループパブリッシング) (刊)

「チェンネルファンタズモ」  加藤実秋  著  角川文庫

あるトラブルに巻き込まれ、大手TV局を追われた元エリート報道マン・百太郎が再就職
したのは、なんとオカルト番組専門の放送局!?
元ヤンキーで筋金入りノオカルトマニア構成作家のミサ、霊猫ヤマトと共に、
都市伝説や未知生物、幽霊屋敷を取材するハメに。
理解不能の現場にうんざりする百太郎だったが、ある日 取材先で過去のトラブルと繋がる
事件に遭遇し・・・。
異色のハイテンションミステリー

(徳間書店より刊行された単行本を文庫化)
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「FOAF」「ジョニーの涙」「繋がる闇」「スノウホワイト」
の4編。
百太郎の過去につながるのは、「繋がる闇」「スノウホワイト」です。
この二つは、読み応えあったし、おもしろかった。

最初は、あまりのハイテンションに、ちょっとついていけないというか、しらけたけど。
(楽屋オチで笑っている芸人を TVで見てるような感じ)

”薬の欠陥を隠蔽する”って怖いけど、現実はもっとエグイ事件が起きてる。
血液製剤の汚染の警告がきていたのに 企業の利益のために あえてその報告書をほかした
厚生省と、ミドリ十字製薬会社。
もっとはやく対応していたら、感染せずに済んだ人もかならずいたはず・・

結局、オカルトなどの超常現象より現実の人間がより恐ろしく、小説より現実のほうがより
残酷なものだ。とつくづく感じました

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2012年01月19日

ギフト

ギフト (双葉文庫) [文庫] / 日明 恩 (著); 双葉社 (刊)

「ギフト」  日明 恩 著  双葉文庫

その少年に目が留まった理由は、ただ一つだった。
こぼれ落ちる涙をぬぐおうともせずに、立ち尽くしているからだ。
それもホラー映画の並ぶ棚の前で。しかも毎日。
ある事件がきっかけで、職を辞した元刑事の須賀原は、死者が見えるという少年・明生と、
ふとした縁で知り合った。
互いに人目を避けて生きてきた二人。孤独な魂は魅かれ合い、手を結んだ。
須賀原&明生は、さまざまな事情でこの世に留まる死者たちの未練と謎を解き明かしていく。

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5つの話と、終章で出来ている話です。

「とうりゃんせ」 少年と主人公の元刑事(この時ははっきりしていないけど)の出会い。
事故にあった老婆と家族のくだりは、感動的。
ただ、”少年に触れると死者が視える”と、主人公が案外すんなり受け入れたのが、不自然かな

「秋の桜」 これは、犬好きには、ちょっと哀しい話。おもしろかった。

「氷室の館」  子供を虐待した事件がからむのだけど、これは、許せない事件だね。
たとえ父親であっても、許せないでしょう。(こういう嗜好の犯罪は再犯する確立高いし)
ただ、人形でその真相がわかってしまう ってのは、合点がいかてない。
普通 こういうパターンは、家族には思いもつかないんじゃないかな。

「自惚れ鏡」 こういう人って、見ていてこっけいで哀しい。哀しいまま、
”馬鹿は死んでもなおらない”ってパターンになってしまった・・・

「サッド・バケイションズ・エンド」 須賀原が刑事を辞める原因になった話。
実際に、あるかも。よく 警察の車が違反車を追いかけて、違反者が事故る話は ニュースで
あるし、釈明会見もみたことある。
警察に非がない という釈明だけど、個人としてはどうなのか。そんな事を考えて読みました。

****************
とにかく 暗かった・・・もっと明るいノリを期待して読んだのだけど。
重い事件もあったので、やるせなかった。
結局、明生が哀しかったのは、”見えること”ではなく ”理解されないこと”だった。
幽霊の描写はゾっとするけど、それより怖いのは人間 というのが、よくわかる

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posted by kiyorin at 11:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月14日

海馬亭通信

海馬亭通信 (ポプラ文庫ピュアフル) [文庫] / 村山早紀 (著); ポプラ社 (刊)

「海馬亭通信」  村山早紀 著  ポプラ文庫

行方知れずの父親をさがして人間の街に下りてきた、やまんばの娘・由布。
自称、ワルの小学生・千鶴を助けたことがきっかけで、彼女の祖母の営む下宿「海馬亭」に
やっかいになることに。
海からの風がふくわたる風早の街。
古い洋館・海馬亭で繰り広げられる、由布と愉快な住人達の心温まる交流譚。
文庫版には書き下ろし中篇を特別収録。
「コンビニたそがれ堂」の著者の初期傑作が 新たな物語として生まれ変わりました。

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児童文学作家の話ですから、これは、童話、メルヘンかな。
物語は、二つにわかれていて、由布が姉にあてた手紙の形で進む物語が4つ。

その17年後、無人となった海馬亭にあらたな ”患者”の男の子がはいる
「眠れる街のオルゴース 全編」

正直、一目の物語は、”由布が父親を探し当てたところ””土地の精霊に手を貸す”ところ
までは、まったりと進んでいきます(ちと、退屈)

最後、由布の自分の寿命の長さと人間の短さを 感慨深げに思う処は、
唐突だったきがする。

「眠れる街のオルゴール」は、子供が身近な人の死に直面し恐怖する心理とか、
お見舞いにいけなかったことえの罪悪感、とかがよくわかって、後編が楽しみです。
主人公・景君の真面目で人を気遣ってがかりの性格は、あるめん危ない。というのが
わかりました。親からしたら、理想の子供(長男)かもだけどね

ただし、常識でいうと、歩くことが困難な子供を、無人のホテルに一人で置いていく
というのは、どうも親としては、ありえない
それとも医師から特別な指示があったのかな。
それを不思議におもわない景君が ちょっと不憫かな

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2012年01月08日

プリンセスハーツ 大いなる愛を君に贈ろうの巻

プリンセスハーツ 大いなる愛をきみに贈ろうの巻 (ルルル文庫) [文庫] / 高殿 円 (著); 小学館 (刊)

「プリンセスハーツ 大いなる愛を君に贈ろうの巻」  高殿 円 著 小学館ルルル文庫
”ルシードはアゼンセンの血をひいていない”その秘密を知ってなお、支持するといったリドリス
の裏切りに、意気消沈するルシード。
一方 ジルは、ジョン=ガークとともにテジムに捕らえられてしまった。
王座奪取に邁進するルシードに贈られる、リドリスの、メリルローズの、・・そしてジルの贈り物。
全ての謎が明かされるなか、二人の運命は?!
王宮ロマン、グランドフィナーレ

******************************************************************************
読むのに時間がかかりました^^;;

最初は、ルシードの弟、リドリスの独白、次はパルメニアの黒幕・キーマ・パパラギの独白。
時間が、かなりさかのぼっての、生い立ちや、自分のこれまでの行動の意味。
特にキーマの墓場、神殿とのかかわりや、ヘスペリアンについては、メリルローズの母親に
ついて説明してるので、なるほどと思いながら、ちょっと、唐突だったような。。。

作者の意図してることは、わかりました。
先に死んでいくものが、残された人に残せる”想い”みたいなものかな。

リドリスは、かわいそうだった。ウルっときました。
でも、考えると、どうしようもない。磐石なルシードの王座のためには、後でゴチャゴチャ
起きそうなな自分を消すしかなかった。

キーマは、特殊な神殿のヘスペリアンへの対応から 生きることへの貪欲な探求にはしった
メリルローズは、思ったよりもずっと純粋で 一途でした ルシード激ラブ

ジルは・・・やっぱりヘスペリアンとしては、”はかない最後”をとげるには、世俗に
まぎれすぎだったかな(最後に喜劇のようになってしまったけど、死なないでくれてうれしい)

楽しみにしていた”プリハー”も、まあ、でても外伝とか短編くらいかな。
お気にりが、また一つへったので 寂しい。

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一つきになったのは、”やたら、母音を重ねるセリフ”が多かったこと。
例えば「おおおおおおおおお」とか「ああああああああ」とか そのときの激情を伝えたいのだろう
けど、逆に興ざめする部分もあった。
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2012年01月04日

絶対霊感 2 駅ビルは羅城門?

絶対霊感 2 駅ビルは羅城門!? (絶対霊感シリーズ) [文庫] / 七穂 美也子 (著); ユカ (イラスト); 集英社 (刊)

「絶対霊感 2 駅ビルは羅城門?」 七穂 美也子 (著  集英社コバルト文庫 

陰陽師を養成する学校に通う健流は、霊の正体を見抜く”絶対霊感”の持ち主。
学園で飼育している神獣を散歩させていた健流は、京都駅前で暗黒龍に襲撃される。
危ないところを蒼に助けられたが、二人の前に謎の法師が現れ、京都の結界が弱まっている
ことを告げた。暗黒龍の使い手が平安京に恨みを持つものだと知った健流は、
京都守護のため、法師と関係の深いある名僧を訪ねることに・・・。

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歴史の勉強になりますww

今回は、平安遷都を決めた桓武天皇と その息子平城天皇。
この時代の二人の名僧・・・空海(弘法大師)と最澄が 活躍します。

おもしろかった^^)
私は 平安時代、奈良時代あたりの動乱の歴史が好きなんです。
教科書で習ったよりも、もっとはげしく勢力争いをしていた天皇家内部と貴族。
そこらへんのことは、赤裸々には資料には残ってないでしょうが。。
だから、想像力で(妄想?w)で楽しめるのです。

次の巻も期待したい

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posted by kiyorin at 02:17| Comment(0) | 七穂美也子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする